富士フィルム 新レンズ「XF16-55mmF2.8」「XF500mmF5.6」軽量化が印象的
富士フィルムの新製品「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」「フジノンレンズ XF500mmF5.6 R LM OIS WR」の発表を受けて東京六本木の「FUJIFILM SQUARE」にチェックに行ってきました。
「FUJIFILM SQUARE」は東京ミッドタウン六本木に位置し、1階には数々の写真展や歴代カメラの展示コーナー、現行機の展示、2階にはサービスセンターがあります。
オープン時間は、9:30~17:30 月曜日~土曜日 (日曜日・祝日・年末年始を除く)
先ず「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」レンズですが、2015年に発売された「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR」I型の後継機です。
XF標準ズームレンズのフラッグシップモデルで富士フィルムユーザーが一度は憧れるレッドバッジのレンズです。
9年前にI型が発売された時、単焦点レンズをいくつも買うならコレ1本を買った方が良いと言われたほどの高性能のレンズでしたが、X-H2で4000万画素となった時、レンズの解像性能がやや厳しくなり、2021年に発売された「XF18mmF1.4 R LM WR」等の単焦点レンズにも大きく解像性能を引き離され、単焦点レンズの集合体というようなこともなくなっていました。
9年は少々長かったですが、ようやくII型が発売されることになりました。
上の写真は、左が旧型、右が新型ですが、実際触ってみると写真で見るよりもかなり軽量コンパクトになった感じです。
持った印象は、先に発売となった「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を少しだけ大きくした感じですが、質感的にもXF16-50mmF2.8-4.8と同等に感じました。
旧型はズッシリと大きく重く、フルサイズのレンズかと思うほど重厚感があったのですが、あまりの軽さとズームリングのトルクの軽さで、キットレンズかと思うほどでした。
もちろん、軽量コンパクトで写りが良ければ、それがベストではあるのですが、旧型の印象が強くて拍子抜けしてしまいました。
旧型は、今年に入って既に断捨離の対象となったのですが、理由は「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」が4000万画素対応で非常に素晴らしい解像力だったことと、2022年に発売されたTamronの「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)」が解像、焦点距離、軽さのすべての点で優れていたためです。
新型を追加購入するとしたら、より軽量コンパクトで望遠端55mmでF2.8が必要かどうかになりますが、今のところ必要ないかもしれません。
もう1本の新発売レンズは、「フジノンレンズ XF500mmF5.6 R LM OIS WR」です。
持った感じ、コンパクトで軽い!!でした。500mmで何という軽さかと思い、これは是非とも使ってみたいと思いました。
野鳥撮影する人で手持ち撮影が前提なら、全てのマウントで富士フィルムの4000万画素機とこのレンズを合わせるのが最良の一つではないかと思いました。
自分は「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」を持っているので、この600mmと4000万画素の組み合わせが最良ではありますが、F8である点で晴天下というのが前提となっています。
ところで、この「XF500mm F5.6」ですが、Gマウント(富士フィルムの中判カメラ・ラージフォーマット)の「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」と光学的には同じで設計段階からマウント共通化で考えられたのではないかと思います。
APS-C用ならもっとコンパクトにできたのではと思われる人もいるかもしれませんが、超望遠単焦点レンズの場合、イメージサークルが元々大きいため、センサーの大小はあまり影響しないと思われます。
実際、Canonの望遠単焦点EFレンズをマウントアダプター経由でラージフォーマットのGFX100SIIに取り付けても周辺四隅がケラれずにそのまま使えます。
発売日は12月です。
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