
最近断捨離したカメラ&レンズ Vol.2 富士フィルム 「XF16-55mmF2.8 R LM WR」
こんにちは。フォトグラファーのnonです。海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
カメラ機材については、ミニマリズムを最終目標に掲げているものの、つい先日Canonから「RF28-70mm F2.8」というコンパクトなレンズが発売されるというニュースを目撃してしまい予約。1本純増してしまいました。
防湿庫スペースが満杯のため、随時断捨離を進めていますが、対象は、
・過去半年間一度も使わなかったもの
・同じ性能のものが重複しているもの
・将来的に無くても支障がないもの
を基本としています。
今回は3本共、富士フィルムの純正レンズです。
なお、断捨離するカメラ&レンズが決して製品として悪いわけではなく、基本的に単に私の使用において合わなかっただけです。
1本目は、フジノンレンズ 「XF16-55mmF2.8 R LM WR」です。
XF標準ズームレンズのフラッグシップモデルで富士フィルムユーザーが一度は憧れるレッドバッジのレンズです。2015年発売のレンズですが、かつては単焦点レンズをいくつも買うならコレ1本を買った方が良いと言われたほどの性能の高いレンズでした。

富士フィルムのカメラX-T2が発売された時にこのレンズを購入したのですが、確かに他の標準ズームレンズと比べてもダントツの描写でしたが、大きく、重く(655g)、当時はカメラ内にもレンズ内にも手振れ補正がなく望遠端でブレやすいのと、当時のX-T2のAFは非常に心許ないものであったこと、あとポップコーン現象※の解決策が当時は無かったため風景撮影には使えないというのもあり、一旦は富士フィルムから撤退し、ほぼ全てのカメラとレンズを手放しました。
※ポップコーン現象・・・富士フィルム特有のもので、遠景の桜や木々の葉が解像せず、つぶれて塗り絵のようになり、桜の花びらがポップコーンのように絵具状態になる現象
その後X-T4が発売され、富士フィルムに戻ってきた時、本レンズも再び買い直しました。
しかし、X-H2で4000万画素となった時、本レンズの解像性能がやや厳しくなり、2021年に発売された「XF18mmF1.4 R LM WR」等の単焦点レンズに大きく解像性能を引き離され、単焦点レンズの集合体というようなこともなくなりました。
2022年に発売されたTamronの「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)」を買った時から、解像、焦点距離、軽さのすべての点でTamronの方が優れており、本レンズの存在意義が単に純正というだけになっていました。
決定的になったのは、フジノンレンズ 「XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」の発売です。4000万画素に対応した新標準のレンズで、旧標準のレンズである本レンズは引退かなと考えていたところ、いよいよ本レンズのII型が出るという噂で、これまでを感謝し、必要とする人の元へ旅立つことになりました。
あとの2本は、「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」 と「XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」です。いずれも2本目で、1本目はX-T2、X-T20時代の標準ズームレンズとして購入したものでしたが、上記のとおり、一旦富士フィルムは全て売却していました。
各2本目を購入したのは、昨年11月に価格改定があり、大幅に値上げがされるというニュースを聞き、慌てて買い直したものです。もちろん4000万画素には耐えていないというのは承知の上です。
XF18-55mmF2.8-4は軽くてコンパクトな標準ズームレンズが必要だったこと、XF18-135mmF3.5-5.6は便利ズームとしてですが、Tamron 18-300mm F/3.5-6.3がちょっと使えそうにないことからその代替としてでした。

XF18-55mmF2.8-4は後継レンズのXF16-50mmF2.8-4.8が出ることが決まり売却、XF18-135mmF3.5-5.6はTamron 18-300mmより描写力が上だったもののAFがもはや現代のものではなかったことから売却となりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
#カメラのたのしみ方
#カメラ #写真 #レンズ #カメラ好きな人と繋がりたい
#断捨離 #富士フィルム #フジノン
#ミラーレス #Xマウント #ズームレンズ
#カメラマン #フォトグラファー