ロンドンの夜散歩(Royal Exchange、王立裁判所、サマセット・ハウス)
午前中はバッキンガム宮殿の衛兵パレードとロイヤル・ミューズ博物館を見学し、午後はセント・ポール大聖堂とシティを散策しました。この後夕食と夜の散歩に出かけます。
Royal Exchange 旧王立取引所は、現在高級ショッピングモールとして生まれ変わりました。
旧王立取引所は、16世紀の実業家グレシャムが創設した商品取引所でした。
旧王立取引所前の電話ボックスは珍しい黄緑色でした。
(この数年後に訪れた時は赤色になっていました)
写真には写っていませんが、右手にLEICA店があります。
国内では普通に出入りしているLEICA店ですが、ここはちょっと入りづらい雰囲気を醸し出していました。
シティからタクシーで移動。向い席があるのは、馬車時代の名残のようです。
クレジットカード決済のためのマシンがありますね。
Royal Courts of Justice 王立裁判所です。19世紀終わりにヴィクトリア女王によって開かれた裁判所で最高裁判所です。
王立裁判所はとても広大な建物です。この裏手にナイツ・テンプラーという有名なトラディショナルパブがあり、夕食はここに行きます。
ロンドンで不思議に思うことの一つに、パブ・レストランがなんでもないような場所にポツンと存在することです。日本では、駅前や大通りに面した場所にあり、大体想像がつくのですが、ロンドンでは人の気配が無いところで、しかも石造りのビルで窓も小さいため、中の光もあまり洩れてきません。
ところが中に入ると、大勢の人で賑わっているのです。パリのカフェのように、外にテーブルでも出ていればわかりやすいのですが。
このナイツ・テンプラー、実は元は銀行の建物だったみたいで、1800年代に建てらたものをそのまま使用しているそうです。日本は目的を決めて新しいビルを建てるので、わかりやすいのでしょうね。国内では1800年代の建物なんて木造のものしかないですし寺社くらいしか残っていません。鉄筋コンクリートのビルディングでも40年くらいで建て替えされるので、200年も使われているとは驚きです。
1階は満席だったので2階に上がります。
2階の落ち着いた席を確保しましたが、パブなのでドリンクは1階のカウンターで注文し、テーブルまで自分で持ってきます。フードはウエイターがテーブルまで運んでくれます。
地下のトイレに各国語で書かれた注意事項が!
(置き引きに注意)これを見た後、他の客が全てスリに見えてきました。
夕食を終えてリンカーズ・インを目指します。
途中、王立裁判所裏手にレンタル自転車を見つけました。最初に2ポンド(当時)を払い、あとは30分以内に300m-500mごとにある駐輪拠点に返却すれば無料です。30分を超えると1ポンド、2時間だと6ポンドと、累進税率のように料金が上がっていきます。複数人数だと、少しの距離は歩いて、それ以上はタクシーをこまめに利用した方が安くつく感じです。蛍光色の服を着て自転車に乗っている人をよく見かけます。
リンカーンズ・イン・フィールズの閉園は夜9時で、あと10分でした。ここは14世紀頃、ロンドンの街の西端だったようです。
リンカーンズ・イン・フィールズを歩きながら、周囲のレンガの建物は法曹関係かなにかのアカデミックな所なのかな・・と思いながらコベント・ガーデンに向かう途中、左手にサマセット・ハウスが見えたので、予定変更しました。
オールドウィッチにノヴェロ・シアターを見つけました。Mamma Mia!マンマ・ミーアの劇場です。
サマセット・ハウスは、コートールド美術館、ギルバート・コレクション等3ギャラリーが入る建物です。
冬季には中庭がスケートリンクになります。
夜9時を過ぎて、雨と寒さで夜景巡りはこの辺で終了し、タクシーでホテルに戻ることにしました。
タクシーでビクトリア駅隣接のホテルに戻り、明日はサウス・ケンジントンを訪れます。
To be Continued
最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
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