オールドコンデジの波
噂によると若い人たちの間で古いコンデジが流行っているらしい。おかしいなぁ、私も若いはずなのにそんな話は聞いたことがない‥。まぁ、若いのは気持ちだけで実は半世紀以上生きているおじいなので仕方ない。
つまらん前置きは軽く済ませて本題に進もう。
我が家にもちょっと古いコンデジが抽斗の奥に眠っている。今日はその流行りに乗って、ずっと使っていなかったカメラを叩き起し、何故流行っているのかをこの目で確認してみよう。
CANON PowerShot SX260 HS
カメラを始めた頃、EOS 60D のサブ機として購入したコンデジ。IXY と迷ったが当機はマニュアル設定が出来る事と20倍ズームの魅力でこれにした記憶がある。
仕様は上記のとおり際立った性能は無い。12年前に買ったコンデジでオールドコンデジと呼ぶにはまだ若い気もするが、所有するカメラで1番歳上なのだ。
Rawは無くJpegのみ、レンズも明るくない。
ただ、25mm〜500mmという焦点距離はやはり魅力を感じる。
では早速どんな写真が撮れるのかお見せしましょう。全てAutoで撮ったJpeg撮って出し。
タッチパネルも無ければ、十字キーも無いので狙った所にピントが合わせられない。トラクターに合わせたかったのに何度やっても合わなかった。
少しレタッチ加えると良くなるかな。しかし、オールドレンズを使ったような萌感はない気がする。
う〜ん‥、また抽斗の奥にお眠り頂くカメラかなぁ。
数日間使ってみても期待したオールドテイストな写りは無く、ただの古いカメラって感じだった。
買った時は結構使ってたはずなのに、今使うと許容範囲外になってしまう。それは目が肥えたと言っていいのかどうなのか。他の古いコンデジは使ってないので分からないが、当機は違った意味で癖のある写りをするカメラだった。