見出し画像

変わりゆく写真のカタチ、その未来に関わるために。フォトグラファーから事業会社へ、変革の旅【NEW FACE インタビュー #03】

NEW FACE インタビューとは…
フォトクリエイト入社1年未満の社員にフォーカスを当て、インタビューした記事を連載していく企画です。
様々なバックボーンを持つメンバーが入社している当社ならではの多種多様な内容をお楽しみください!

こんにちは!フォトクリエイト採用担当の三田です。

今回は、2024年11月にご入社された『フォトソリューション部スクールディレクショングループ 吉田 祥悟(よしだ しょうご)さん』よりお話を伺いました。


フォトグラファーからディレクターへ。キャリアを重ねて出会った新たな領域

—— 自己紹介と現在担当されている業務を教えてください。

フォトソリューション部スクールディレクショングループの吉田 祥悟(よしだ しょうご)です。
スクールフォト(学校写真)事業に関わる撮影のディレクション業務を行っています。
具体的には、撮影現場を知り、写真業界をリサーチし照らし合わせていくことで、ディレクションという業務の領域から、スクールフォトをより良くするためにはどうすれば良いのか、という課題に取り組んでいます。


—— 吉田さんはフォトグラファーとしてのご経歴が長いですよね。現在までのキャリアについて教えていただけますか?

学生時代に写真を鑑賞する側から興味を持ち、フォトグラファーとしての道を目指しました。新卒で広告写真業界に入り、アシスタント業務を経て、フリーランスや会社に所属しながら10年以上フォトグラファーとして活動してきました。
キャリアの中で、制作会社の立ち上げに参加したことをきっかけに、写真だけでなく周辺業務にも興味を持ち、広告制作会社の営業部に転職しました。その後、新型コロナ禍を機に小規模事業者向けのweb制作会社でwebディレクションと写真・動画の内製化に関する役割を担っていました。
仕事を通じて、写真を軸にしたい気持ちは変わらないものの、より直接的に長いスパンで一つの会社に関わりたいと考えるようになり、支援会社ではなく事業会社での仕事を探しはじめたんです。


—— そこでフォトクリエイトに出会ったんですね。

はい。探している中でタイミングよく出会えました!


—— 他にも写真の事業会社は数多くある中で、どうして当社を選んでくださったんですか?

選考過程での面接官の印象がとてもフランクだったんです!
少子化によるスクールフォトの未来に対して明確に課題を持ちつつも、明るく前向きに取り組んでいる姿勢が印象的でした。「この環境なら、自分も積極的に挑戦し、成長できる」と確信したことが入社の決め手となりました。


多様な『好き』が集まる場所で挑戦を楽しむ日々

—— 実際に働いてみて感じるフォトクリエイトの魅力を聞かせてください。

一番の魅力は、社員同士が頑張る人を応援する文化が根付いていることですね。リモートワークが普及している中でも、コミュニケーションツールを活用し、メンバー間での情報共有が円滑に行われています。
孤独感を感じさせない仕組みが徹底されており、働きやすさを実感しています。また、自分の意見やアイデアを積極的に発信できる雰囲気があり、これまでの経験を活かしつつ新しい挑戦ができる点も魅力です。


—— 入社前と比較してギャップはありましたか?

『写真の会社』なので、写真や撮影に携わってきた方が多いのだろうと想像していましたが、そういったジャンルとは異なるキャリアをお持ちの方が多いことに驚きました。
その代わり、社風や理念に共感し、好きなことに熱意を持って働いている方が多く、そのモチベーションに支えられていることがわかりました。
この点が意外でしたが、逆に良いギャップであり、こうした気持ちで仕事を頑張れることが新鮮でやりがいを感じています。


—— 確かに、フォトクリエイトのメンバーはバックボーンが多彩ですよね。「多様性」のある会社だなと私も感じます。

まさに!それぞれが持っている『好き』に基づいて働いている印象を受けます。多様な『好き』が集まっているところが面白く、新鮮であり、その違いに対するリスペクトを感じています。


現場と研修で感じた成長の瞬間とは

—— 1日のお仕事の流れについて教えてください。

出勤後は、チーム全員で進捗確認のミーティングを行います。このミーティングでは、プロジェクトの進行状況だけでなく、各自が直面している課題や疑問点を共有する場としても活用しています。その後、メールや社内ツールを確認し、撮影スケジュールの調整や関係者への連絡業務に取り掛かります。
午後は、外部撮影スタッフとの打ち合わせや、改善案の策定、場合によっては現場に赴いて直接撮影に立ち会うこともあります。
リモートワークの日には、自宅で集中して資料作成や戦略立案に取り組む時間も確保しています。
リモートと出社をバランスよく組み合わせて仕事を進められる環境は非常に助かっています。


—— 撮影現場にも行かれているんですね。印象に残っているエピソードを是非お聞かせいただきたいです!

ある幼稚園の卒業アルバム撮影現場での出来事が特に心に残っています。撮影の際、少しぐずっている子どもがいて、その子に先生が優しくこう声をかけていました。
「この写真はね、あなたが大人になってもずっと見返す大切なものだから。」
その瞬間、写真の仕事が持つ意義の深さを改めて実感しました。
単なる思い出作りではなく、未来に繋がる大切な記録を作っているのだと気づかされました。このような現場経験が、私のモチベーションをさらに高めてくれています。



—— 素敵なお話ですね!お忙しい印象ですが、家庭と仕事のバランスは取れていますか?

小さな子どもが2人いるので、育児と仕事の両立には日々工夫が必要ですね。
オフィスが少し遠いので、出社日は早朝5時台に起床し、家事を済ませてから出勤しています。一方で、リモートワークの日は子どもの送り迎えや急な対応がしやすく、家庭とのバランスを整えながらお仕事をしています。
フォトクリエイトでの働き方は非常に柔軟で、家族との時間を大切にしながらキャリアも追求できています。


—— フォトクリエイトの社風についてはどんな印象をお持ちですか?

雰囲気がとても温かいなと感じています。
社員一人ひとりが会社の理念やミッションを本当に大切にしているんだな、というのが伝わってきますね。
あとは、人をサポートする文化が根付いていて、入社後の研修はとてもありがたい時間でした。


—— 研修中に印象的だった内容をお聞かせいただきたいです。

すごく印象に残っているのは、最初に社内管理システムの使い方をチームメンバーの皆さんが持ち回りで教えてくれたことですね。
1時間ごとに担当が変わる形式だったので、まるで学校の授業みたいで。笑
授業も一方的に話すスタイルではなく、例えば、「この操作を覚えておくと、急ぎの案件でもミスを防げるよ」とか、「ここをしっかり理解しておくと他部署とのやりとりがスムーズになる」とか。自分が業務に直結する形で学べるので、理解が深まりやすいし、何より実践に生かしやすいと感じました。
こんなにしっかりと説明してくれるんだということに驚きましたし、非常にありがたかったです。しかも、いろんな人と一度に話せる機会が得られるので、それもとても良かったです。


おわりに~写真の変化を楽しむ、これからの道~

—— 「写真の変革を間近で感じながらフォトグラファーとして活動されてきた」というお話がとても印象に残っています。改めて、写真への思いを吉田さんからお聞きしたいです。

私が写真業界に入った時期は、ちょうどフィルムからデジタルへの転換期でした。独立直後にはブロガーやインフルエンサーから発信される新しい表現方法が注目されていました。
制作会社を立ち上げた時には、写真や文字といったコミュニケーション手段が、動画という形に置き換わりつつあることを実感しました。
学生時代に写真集を手に取って「写真っていいな」と思っていた頃とは、写真というものの捉えられ方が大きく変化する流れがこの10年、20年の間に一気に起こったんだと思います。それでも、こうした変革を間近で体験できたことは、非常に貴重な経験だったと感じています。
今振り返ると、私は写真の『以前と以後』が分かれる時代の転換点を経験した世代だと感じています。現在、誰もがスマートフォンで写真を撮り、SNSで瞬間をシェアできる時代になり、社会の中で写真のあり方が大きく変わりました。

写真は単なる記録を超えて、新しい言葉や文字とともに新しい表現の領域を広げています。この変化が『新しいツールの使い方』として広がっていることが非常に面白いと感じています。言葉や文字のように、誰もが使えるものとして普及しつつある環境で、どのような写真が「特別な写真」となるのかを日々考えています。
大きな変革の中でこれから写真や撮影がどのように進化していくのか、自分自身もすごく楽しんでおりますし、その流れの中に自分も関わっていきたいという気持ちがあります。

その中で、フォトクリエイトのような会社が時代の流れに合わせて、新しいカタチで写真を残し続ける役割を果たしていけたらいいなと考えています。
課題はあると思いますが、会社と共に時代の変化に対応しながら働いていきたいって思っているんです。


—— 吉田さん。素敵なお話をありがとうございました!


▼ 社員インタビュー記事は随時更新中!ぜひご覧ください!


いいなと思ったら応援しよう!