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【レビュー】SIGMA 56mm F1.4 DC DNをカリブの海賊で使ったら最高過ぎた
SIGMAのAPS-C向け単焦点レンズ「56mm F1.4 DC DN」を使う機会がありましたので、東京ディズニーランドの「カリブの海賊」で撮影した写真を作例としてご紹介します。
このレンズはFUJIFILM Xマウント、NIKON Zマウント、マクロフォーサーズマウントなどかなり多くのマウントに対応しており、気になっている方もいるのではないでしょうか。
レンズの特徴
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最大の特徴はやはりとても小さいことです。
写真はα7ⅢとTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 DiⅢ RXDを横に並べたものですが、その小ささが分かるかと思います。
オートフォーカスも爆速とまでは言いませんが非常に速いです。
F1.4の明るさもあり非常にぼけも大きいので、ポートレート撮影などに使えます。
本来の使い方ではありませんが、フルサイズのカメラで使用した際の四隅のケラレはかなり小さく、Super35mmモード(84mm)で撮影するのではなく、フルサイズ(56mm)で撮影した後、1.2倍ほど(約68mm?)にトリミングすればケラレもなくなりますので、十分に使えます。
いざカリブの海賊へ
初撮影にカリブの海賊を選んだのは、F1.4という明るさで高感度性能がどこまで発揮できるか」「56mmと84mmの2種類の撮影でどこまで差を出すことができるか」というところからです。
ちなみに今までは以下のようなレンズでチャレンジしたことがあります。
・SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(キヤノンEFマウント)
・SIGMA 30mm F1.4 DC DN
・SONY 85mm F1.8
・Tamron 28-200mm F2.8-5.6の広角端
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こちらは船に乗る前、キューラインにある看板です。
ちょっと明るく撮りすぎてしまったので、あまり参考にならず…
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スタート直後、左側の小屋にいる老人です。
ここはほぼ真っ暗に近いくらい暗く、これまでのレンズではあまり撮影できなかったのですが、56mm F1.4 DC DNではすんなり撮影ができました。
この写真が撮れた時、勝ち確に近い感覚を得ました。
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これまで撮影できなかったナイフのディテールなども分かりますね。
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手前のガイコツにピントを合わせているんですが、後ろのガイコツはややボケという程度で、このシーンではそれ程ボケ味は出せませんでした。
SONY純正85mm F1.8ではもっと出ていましたが、仕方ないです。
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ここは足元の財宝のディテールがとてもよく描写されていて、今まで撮ったどのレンズよりも綺麗に写っています。
これは無理やりフルサイズ56mmで撮影しているので周辺減光が発生しているのですが、ご覧の通りそれほど大きくなく、むしろ雰囲気に合っているのではないでしょうか。
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こちらも通常ではまず撮れないような大きな船の上にいる海賊。
表情までちゃんとわかるレベルで描写できるなんて感動ですね。
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撤去されるかも?と噂になったこのシーンも、非常に綺麗に撮れました。
帽子についてる花、こんな綺麗だったんですね。
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ここは割と明るいのですが、ここまで写るとは…
そういえば鍵持ってたんだね、など見過ごしていたような要素にも気づくことができますね。
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帽子の繊細な描写と、背景のボケの対比がまさに「明るい単焦点」という画づくりとなります。
いやーほんとにこのレンズは素晴らしいです。
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有名なこのシーンも、過去一番というくらいに美しく撮れました。
赤一色で写ってしまうことが多いのですが、ちゃんとそれぞれの色味が出ていますね。
いかがだったでしょうか。
おそらく、過去一番良い描写だったのではないかと思います。
そして過去一番小さいレンズでした。
ものすごいおすすめのレンズです。何故今まで手に入れなかったんでしょう。
Yuz.