【2023】ディズニー行くけどソニーのレンズって何使えばいいの?
この執筆時点(1/23)ではまだ2023年になって一度もインしていませんが、新イベントも始まっていて、早く行きたいですね。
今回はソニーのカメラを持っている方、または最近買ったよという方向けに、東京ディズニーリゾートでおすすめのレンズをご紹介します。
レンズ選びで気をつけるポイント
1.何を撮りたいのか明確にしておく
東京ディズニーリゾートでは撮りたいものの大きさも、明るさも、距離もまったく違うものがたくさんありますので、当然ながら撮りたいものによってレンズ選びが変わってきます。
「全部綺麗に撮りたい」を叶えるレンズは存在しません。自分が何を撮るためにカメラを持っていくのか考えて、レンズを選ぶようにしましょう。
2.カメラ機材以外にも荷物があることを忘れない
東京ディズニーリゾートは荷物が多くなりがちな場所だと思います。
カメラ機材以外にも、「地蔵グッズ」と呼ばれるレジャーシートや防寒対策、小さい子どもがいる家庭では家族の着替えなど、巨大なバッグで行かなくてはならない場合も多いでしょう。
そんな時にレンズを何本を持って行って荷物が何キロも増えて楽しめなくなっては本末転倒です。
3.カメラ機材以外にもお金がかかることを忘れない
綺麗に写るレンズは高いです。
数十万円もするようなレンズを頑張って買って、パーク内でおみやげを買うお金が無いとか、レストランのグレードを下げなければいけないというのでは楽しめないですよね。
そのあたりを加味したバランスの良いチョイスをする必要があります。あと綺麗に写る高級なレンズは大きくて重いことが多いので、持っていくのも一苦労というのもあります。
4.たまには肉眼で見る
撮影に夢中でファインダー越しでしかショーを観ていない、なんてことありませんか?
肉眼で観るエレクトリカルパレードとかすごいですよ!(今更)
東京ディズニーランドの場合
1.東京ディズニーランドで何を撮るのか
東京ディズニーランドではやはりショーやパレードがメインとなると思います。
パレードルートはゲストと距離が近いので、そんなに望遠は必要ありません。35mm換算で200~300mmあれば十分キャラクターのアップも撮れるでしょう。明るいF値も必要ありません。夜のショー「エレクトリカルパレード」は暗いのですが、ズームで光源(フロートや、ライトアップされたキャラクター)に寄れば全然撮影できます。
唯一、ショーベースでやっている「クラブマウスビート」だけは座席が抽選なので、後ろの方になってしまうとかなりの望遠が要求されます。
次にあるのがフードだと思います。
フードやレストランでの撮影の場合は、テーブルに座った状態となることが多いので広角~標準で最短撮影距離が短いことが重要です。
例えば、安価で明るい標準レンズ「SEL50F18F」は35mm換算50mmで最短撮影距離が0.5mとなりますが、これはテーブルに座って目の前にある料理を撮ろうとするとピントが合いません。
安くてボケるいいレンズだと思ったら使えなかった、というようになってしまいますので、目的に合ったレンズ選びをする必要があります。
2.おすすめレンズ
TAMRON 28-200mm F2.8-5.6 Di Ⅲ RXDは発売から2年半ほど経っていますがいまだに最高のレンズだと思っています。
このレンズは200mmの望遠まで撮影することができ、APS-Cモードを使えば300mmまで伸びますのでショーやパレードも問題なく、最短撮影距離も非常に短いのでフードの撮影もできます。
78mmくらいまではF4で使えますので、人物ポートレートも問題なく撮れるでしょう。東京ディズニーランドであればこれ一本あれば大丈夫です。
変化球としてこのような明るい単焦点もおすすめです。
カリブの海賊やホーンテッドマンションといった真っ暗なアトラクションであってもこのくらい明るいレンズであれば撮影することができるんです。
ホーンテッドマンションは新イベントが始まりますし、カリブの海賊はリニューアルが予定されているので、撮影したいと思っている人は選んでもみてもよいと思います。
下のSIGMAのものはAPS-C用ですが、問題なく使用することができます。
東京ディズニーシーの場合
1.東京ディズニーシーで何を撮るのか
東京ディズニーシーの屋内型ショーは撮影禁止のため、撮るとなるとハーバーショーと「ジャンボリミッキー」です。
ハーバーショーはかなりの望遠が必要となりますので、撮る場合はそれなりのものを用意する必要があります。夜の「ビリーヴ!」は特に難易度が高いですね。
あとはなんといっても夜景だと思いますので、それなりに明るいレンズが必要です。雰囲気のある写真を撮るなら単焦点ですが、様々なものを撮りたいのであればズームレンズという選択肢もあります。
2.おすすめレンズ
TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 Di Ⅲ RXDはなんと言ってもその小ささと軽さがメリットとなります。とりあえずこれを持っていけば撮れないということはないでしょう。APS-Cモードと全画素超解像ズームで1200mmともなれば、ハーバーショーでもキャラクターのアップを十分撮影できます。
こんな選択肢はいかがでしょうか。
APS-C用レンズですが35mm換算27-75mmの標準レンズでF2.8通し、最短撮影距離は12cm(ほぼ先端に触れるレベル)なので、望遠レンズで撮れない風景やフードの写真はすべてこちらで賄うことができます。しかも285gと超軽量。圧倒的に荷物を小さくすることができます。
これで満足行かない場合はフルサイズ用のこちらをどうぞ。
まとめ
最後に意外な伏兵としてお勧めしたいのが、「スマートフォンの超広角カメラ」です。
以前はスマートフォンのカメラと言えば好感度に弱く明るい屋外以外では使い物にならないというものでしたが、特にナイトモード搭載後は劇的に変化しています。東京ディズニーリゾートなどの広大なロケーションが豊富な場所では超広角カメラが活きますので、積極的に使いましょう。
作例
ご紹介したレンズで実際に撮影した写真を載せます。
Yuz.