光触媒のしくみ光触媒とは、光によって化学反応を促す物質です。現在実用化が最も進んでいる光触媒の原材料は酸化チタンです。酸化チタンは光に反応して生じる親水性や有害物質の分解で、防汚・抗菌・消臭などの効果を発揮することが知られています。 光で化学反応を起こした際も酸化チタン自体が変化することはないため、酸化チタンコーティング面が剥がれない限り効果を発揮し続けるという「半永久性」を備えています。 光触媒の効果防汚・防曇・帯電防止効果(セルフクリーニング) 光触媒表面に光が当た
飲料メーカーの工場内のタンクに光触媒コーティング施工を行いました。光の少ない場所や暗所でも効果を発揮する新しい光触媒を活用し、カビ菌その他雑菌の発生を軽減・抑制し、衛生的な環境をつくります。 ①洗浄作業 施工前の洗浄作業で施工箇所の油分など汚れを十分に落としてキレイな状態にします。下地剤をきちんと塗着させるための重要な作業になります。 ②下地剤コーティング施工 タンク表面が水を弾く撥水状態だと光触媒が十分に塗着しません。下地剤をコーティングすることで光触媒が強く塗着さ
カビは温度・湿度などが主な原因で発生します。とくに食品スーパーの天井など、結露が原因で発生するカビ対策施工が増えています。梅雨時期から秋の台風時期は、食品スーパーの冷凍冷蔵ケースの上部天井は、ケースの冷気と天井内の温かい空気が触れあって結露しやすくなり、カビも発生しやすい環境になっています。 カビ除去・防カビコーティング施工の売場天井【ケース1】 魚関係商品の売場の冷ケース上の天井を中心にカビが拡がっています。他の売場より湿度の高い売場ということもあり、気温が上がり雨天で
ガラス(自動車)で光触媒コーティングの親水性効果が検証されています 右側の光触媒塗布面は、親水性効果により雨水が水滴になりにくく拡がって流れ落ちやすくなっており、車内に様子も見やすくなっています。左側の光触媒未塗布面は、雨水が流れ落ちにくく水滴になって残ります。 自動車のリヤガラスで光触媒の防汚効果が検証されています 降雨時は未施工面は雨がすべて流れ落ちず水滴になって残ります。右側の施工面(信越化学工業光触媒Tersus-EG)は光触媒の親水性効果で雨が流れ落ちています
外壁の防汚効果が検証されています サイディングや塗装仕上の外壁で光触媒の防汚効果を検証しています。 光触媒施工面は酸化チタンの有機物分解効果で汚れの原因物質を分解します。またセルフクリーニング効果(親水性効果)で雨天時に水の力で汚れを洗い流します。これら2つの効果で外壁の汚れの付着を除去・軽減し、キレイな環境づくりを行っています。 外壁用光触媒の防汚効果検証動画 信越化学工業製の外壁用光触媒コーティング剤のTersus-ENの防汚効果検証動画です。光触媒施工面、市販撥水