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【ヴォイニッチ手稿】「記憶が2つあるんだが」記憶を2つ持つ不思議なとある男の話(本スレッド要約ver.)

※過去ブログ「現象ファクトリー」からPHONON NOTESへの移行記事です。当記事執筆時点より約2年前に書いた記事です。

ヴォイニッチ手稿

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1912年にイタリアで発見された古文書。

未解読の文字のみで構成されおり、研究者も解読に挑戦中のもので、さまざまな説が唱えられている。

今回はそれに関連した都市伝説「記憶を2つもつ男」の話。
2cHにてスレッドが立てられ、有名オカルトまとめサイト「不思議ネット」さんで取り上げられ、同サイトで殿堂入り記事になるほどの盛り上がりを見せた話題。本記事は以下のリンクから飛べるスレッドを要約したものです。でも長いです。

※当ブログはサイトではないので
 1: 以下、〇〇〇にかわりましてVIPがお送りします 2011/08/29(月) 15:06:24.14 ID:????????
 といった表記は省略いたします。

「記憶が2つあるんだが」スレッド本文要約

オカルト版に書こうか迷ったスレッド主「A」

「A」は小学4年生の夏から19歳の10月まで並行した別の記憶を持つという。

①学校に通っていた記憶

普通に小中高校と通い、大学に入学した。今も大学生活中。
こっちの記憶では、あまり話すことはなが勉強して友達ができ彼女もできた人生だという。
そして、今の俺の人生の直線状に直接繋がっていると思われる。
②もう1つの記憶

もう1つの記憶のほうでは最後「A」はあの世に行ったはずだったというのだ。

小学校4年生の夏休みに川へ家族で行き、足をすべらして川にながされた「A」は息が苦しくてもがいているところを助けてもらった。

それが服を着ていないおじさんだった。
外国の人みたいで言葉が何にも通じず、周りを見渡しても誰もいない。

結構流されたAは、何故か自然あふれる場所におり、裸のおじさんにも驚き泣いてしまった。
泣いたのを気にしたのか、そのおじさんはAの手をとられた。

Aはおじさんに優しい対応をされ、おじさんがとある場所へAを連れて行く。

おじさんが連れていってくれた場所は森の中で草以外何もなかった。

そこでAはじゅうたんの上に座り、おじさんも横に座ってくれた。
紙みたいな葉っぱに緑の液体の出る根っこ?みたいので絵を描いてくれたんだ。
Aにとって、ここは一番嬉しかったところでよく覚えている。

結局、家族とはぐれた場所を探しに行っても、どこにもいなく、Aは言葉の通じない、裸のおじさんとおばさんとその赤ちゃんと暮らすことになった。

1日を教えてくれるのも花を使ってくれた。
他の人も皆、裸の住人であった。

赤ちゃんと同じように言葉を教えてもらったAは、言葉が上達した。

月や年や春夏秋冬そういったのがない。
あっちの1歳は1本のある花が枯れるまで。
枯れたら自然にまた種になる。
歳なんか忘れる人もいたし、あんま気にしない人達だった。

ここから詳細は一気に省かれ、
言葉の読み書き、そして会話がぺらぺらになったAは
あることをキッカケに命を落としてしまった。
フィードアウトしてくとともに起きたら、現実世界のベッドの上で朝をむかえ、Aはこっちの世界の昨日の記憶もあった。
昨日何をしていたか。と聞かれれば学校に行っていたし、
絶命してもいた。どちらとも答えられる感じだった。
のちに、親と子供の頃川に行った話をすれば
流されたAは親父に助けてもらったらしい。

以上。要約終了。

文字を見せてくれたA

スレッドにて、複数の人から文字を見たいとお願いされたAは、その世界の文字を書くことに。

文字を見せる中で、スレッドの誰かが「ヴォイニッチ手稿の文字に似ている」と発言したことから始まる。

Aは文字を書き、意味も添えて見せる。

ヴォイニッチ手稿なのではないかと盛り上がったスレッドはAにヴォイニッチ手稿のページを見せ、解読するようにお願いする。

Aはところどころ読めないものの、解読をし、途中何かに気が付いたかのように翻訳をやめ、スレッドから姿を消す。

しばらくして、Aが「しこ、はんてんひだりかいてん」という言葉を残し、本スレッドは終了する。


しこ、はんてんひだりかいてん?

おそらくですが、「しこ」の文字を反転させて、左に回転させると、「つり」という文字になっているのかと思います。


しかしながら、本スレッドでは、途中でレスポンスしてくれた人が「ヴォイニッチ手稿」を提示したのちに、本人が読めるという事実に気付いているので、釣り【あからさまな嘘記事】であるという可能性は100%ではないのかもしれません。


コメント欄の仮説

「不思議ネット」さんのこの記事のコメント欄において、有力かもしれない説を書いてくださってる方がいらっしゃいました。


コメント欄に突如現れた不思議な方
以下コメント欄引用

これらの草達には根っこの数に比例した立体型の線維組織が存在し、根っこが多いほど強いというわけではなく、繊維を構成する物によって変わるようだ。
これらを知ることによって我らの国に多大な利益をもたらすかもしれない。
私はこの草達のことを知りたいと願ったが、ここには私の居場所はないらしい。
国にいたことは覚えているが人々の顔が思い出せない。
せめて私がこれまで見ることのできた植物の絵をここに記そう。
繊維の構造はいくつかあり、すべて似たような形をしている。
しかし草ごとに働きや性質は異なり、うすく丈夫な物、厚くもろいものまで様々だ。
一番上に描いたのは彼らに利用され、性格に深く根づいているものだ。
2段目は食用に使われているものらしい。子供がしきりにかじっている。
最後の段は捕まえるのに苦労する草だ。彼等は地中や水のように見えるものの中に潜ってしまう。人々はその水の中に潜ろうとはしない。
興味深い草を彼等の子供が与えてくれた。何とも言えない青と黒、赤など様々な色が光の当たり方によってかわる草だ。とてもきれいだ。
草の葉が広がり、あたりが暗くなると葉の下にある丸い空洞が様々な色にひかり輝いて見える。私はここでは無知だ。
私はあそこに帰れるのだろうか。、

このように解読する人があらわれ、コメント内で「解読者」とよばれていた。
そしてもうひとり、「断片的記憶保持者」という方が現れるのですが、コメント途中で偽物も出てくるなど、混乱してしまっています。

この2人に対しての、翻訳リクエストがコメント内にて殺到し、現在は更新が止まっています。


いつか続報がでることを楽しみにしています!

2年後に戻って

「現象ファクトリー」ではなく今のPHONON NOTESがここから書きます。すみません。当時はコピペ&意見を述べるような記事を書いていたことが多々あって、いざ移行すると読みづらくなりますね。なので大幅改訂。元を知らない人がほとんどなので分かりませんが、コピペから、自分自身で大きく要約する内容へと変更しました。内容も短くなり、読みやすくなったと思います。

このスレッド、およびコメント欄では解読されておらず、異世界の文字とされてきたヴォイニッチ手稿ですが、近年になり解読されたかもしれないニュースも出てきましたね。時代は変わりました。

異世界ロマンは「滅亡した言語」によるものとされる説へと転換し、「ロマンス祖語」という言語説が存在する。

説:アラゴン王国の王妃であるマリア・デ・カスティーリャのための参考資料のためにドミニカ修道女が編纂したもの

当時のアラゴン王国の言語体系からすると妥当性が高いという。

謎は解明されるためにあるが、いざ真相っぽいものが出るとその印象はガラッと変わるものだ。皆様はヴォイニッチ手稿に対するイメージの変化はあっただろうか。

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