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終身雇用→ジョブ型雇用への変化|DXしない人や組織に起こる3つの怖い話②
こんにちは!フォネットの長田(おさだ)です。このページでは、当社が学校や行政、自社を含む企業の組織DXをサポートする中で得たノウハウを、記事にまとめてお届けしております。
前回からお送りしている、怖い話シリーズ。
なぜDXをしなければならないのか、そもそもの話をさせていただいております。
DXとは、デジタルで課題解決をすることが日常化している組織になるための変革(プロセス)である、と筆者は認識しています。
「仕事が増えるからやりたくない」
「なんでやらなきゃいけないの?」
そんな声があなたの組織で聞こえてきたら、是非この記事をシェアしていただければ…という思いを込めて!
ポイントは、世の中の動きを捉えて危機感をもつことです。
この記事を読んでほしい人
全社会人
このシリーズは、下記の構成で投稿します。
終身雇用→ジョブ型雇用への変化で、自分の強みを自覚していない個人は生き残れない(本編)
2. 終身雇用→ジョブ型雇用への変化で、自分の強みを自覚していない個人は生き残れない
今の時代を生き抜くために、社会人全員に求められることは?
(転職するしないに関わらず)まずはこちらの動画をご覧ください。
ここで筆者が言いたいことは、「転職しようぜ!」ではありません(笑)
この先、自分の仕事環境が変化するかもしれないリスクを想定し、自分自身の強み(タグ)をどれだけ増やせるかが有効な対策であるということです。
例えば、あなたが企業の採用担当だとして…
ビジネスモデルのDXが企業の生き残りに不可欠な時代に、
「#DX」というタグが付いている人と付いていない人、
どちらを採用したいですか?
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当然、「#DX」のタグが付いた人の方が、活躍してくれそう(デジタルで自社の課題解決をしてくれそう、ビジネスモデルのDXに取り組んでくれそう)と考えますよね。
これはもちろん、現職でも同じ。
社内DXプロジェクトのメンバーや、ちょっとしたデジタル化業務の担当者を選ぶとき、「#DX」のタグが付いた人の方が…(以下略)。
教育とは、未来への投資
人材育成に投資している企業は、未来へ投資しているといえます。
従業員の成長=企業の成長(競争力UP)につながるわけですから、自社の人材になるべく多く「#DX」をつけたい!と経営層が考えるのも当然です。
にもかかわらず、もしあなたの周囲で
なんでDXしなきゃいけないの?
仕事が増えるからやりたくない
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こんな声が聞こえてきたら、企業文化にイエローカードが出ている合図です。
今やらないと、5年先、10年先の未来はないかもしれない。
少なくとも、筆者と、筆者のチームメンバーは、これくらいの危機感をもって組織DXに取り組んでいます。
人材マーケットは終身雇用からジョブ型雇用へ変化している
個人の一生におけるキャリアという観点では、今の職場にこの先ずっと勤め続けられる保障はありません。
今は順調でも、今後何かの事情で転職したり、副業が必要になったり、職探しをする可能性は誰にでもあります。
(老後2000万円問題もありますし、円安もあって、年収を上げないとならないという危機感は多くの方がお持ちだと思います。)
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いざ職探しとなったとき、自分の強みを自覚していないと(タグが付いていないと)、採用されません。(断言)
なぜなら、(上記動画のとおり)人材マーケットの採用事情は、終身雇用からジョブ型雇用に変化しているから。
(あなたの組織でも、新卒はえぬきだけでなく中途採用組が中間層に増えていませんか?)
即戦力(入社してから手間暇かけて社員教育をする必要がない、社会人基礎スキル+強みをもっている)が求められる時代だからです。
すなわち、採用担当者が、そのポジションにあてはまる人材を採用するとき、あなたの強み(タグ)が検索に引っかかるかが重要なのです。
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くどいようですが、これは転職市場に限った話ではありません。
現職の組織内でも、ほぼ同じことがいえるのではないでしょうか。
今こそ、強み(タグ)を増やしましょう!(まだ遅くない!)
増やすなら、今後必ず(いや当たり前に)必要になる「#DX」から取り組みましょう!
そして、「#DX」タグが付いた人が多ければ多いほど、その組織にはDX推進力があるということになります。
※タグの増やし方は、このシリーズの後半でお伝えする予定です。
(上記の動画では、「タグ」は掛け合わせることで希少性を発揮すると解説されていますが、これってビジネスモデルにも当てはまるんじゃないかな~と考えております。)
以上、怖い話②でした!
次回は、怖い話③:DXスキルのある新入社員に仕事を奪われる をお届けします。
お楽しみに!!
※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!