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偈頌:中断という気づき
何かが途中で遮られる
怒りが内側でわきおこる
呼吸に還り 私は怒っていると自覚する
中断は 気づきの時間となる
これはティクナットハンの本に書いてあった内容にそのまま影響を受けて書いたものです。素晴らしい発想の転換に感じたので、共有したいと思ったのです。例えば赤信号に何度も引っかかるようなとき、人はイライラしてしまったりします。何かを中断されることはしばしば不愉快になってしまう。これはそれほど急ぎやすいような性格でなくても状況によってはそんな気分になってしまうこともあるでしょう。そこで、そういうときに「敢えて」これは気づきの時間なのだ、と感じてみるのです。中断は気づきの時間だから、不意になにか中断を迫られるようなことが起きたなら、気づきの時間として呼吸に還るのです。そしたら、イライラしていた時間はすぐに気づきの時間の出現へと姿を変えます。もちろんすぐにはできないかもしれません。急いでいる時ほど、そんな余裕がなくなってしまうかもしれない。それでも、不意の中断を気づきの時間に変えるという、とても素敵なやり方があるんだということをいろんな人に共有してみたかったのです。是非とも中断によってイライラするような時に、この偈頌を思い出して、呼吸へと意識を戻してみてください。