嘘から出たマサランド。 トーキョーマサランドをShibuya Sakura Stageで開催します! #イベント告知
インドから日本に戻ったのもつかの間、確定申告の闇に飲まれておりましてnoteが更新できませんでした。言い訳せずに書きましょう。
日本は忙しくて便利な国だが、寒くて色合いも乏しい。やっぱりインドと日本は別の国なんだということを、今回のインド渡航で改めて実感しました。
一番印象的だったのはタンジャイミールスのShankarさんの実家に行った時。Thanjavurという古都の村の方にあり、中心からバスで1時間ほど。お姉さんと近所の主婦、小さな子供たちがもてなしてくれたのですが野菜つくしのミールスでもちろん材料も新鮮です。食事の準備ができた時、その小さな女の子が庭からバナナリーフをもいできて洗ってくれ、並べてくれたことをよく覚えています。
日本だとお金を出してわざわざ買うバナナリーフやココナッツ、タマリンドはインドではその辺の庭で生えているもの。料理というものは土着のものを使って自分たちの体質や環境に合わせて独自に作りあげられるものであって、借り物の文化では機能しないことを痛感しました。さらに家庭料理はなおさら、地元でとれる食材を使ってシンプルながらも手間をかけて作る料理なのだなあと改めて思いました。そうやってここ一万年ほど世界中で料理が行われてきている。
日本には日本独自のインド料理があるはず。それは単なる創作や融合ではなく、もっと本質的なものだと思います。ということで、我々のすべきことはやはり日本にインドをつくることなのです。
今年もやりますマサランド。今回はShibuya Sakura Stageという新しい建物で3/22(金)-24(日)の3日間、大々的に開催することになりました。
インド料理を食べお酒やチャイを楽しむだけでなく、雑貨や本など買い物や、インドダンスやハンドパンライブなどのコンテンツも。さらにマニアックな方向けに、インド料理に関するトークイベントも企画しました。
詳細はLPをご覧ください。
素敵なフライヤーやLPなど、運営の方々には時間がない中急ピッチで仕上げていただき誠に感謝しかありません。当日は幟や法被なども用意してあり、全体的にお祭りムード漂う会場となりそうです。お楽しみに。
せっかくなのでMASALANDの来歴や経緯についてもちょっと書いてみようと思います。
いただいたサポートは全てカレーの材料費と東京マサラ部の運営資金となります。スキやSNSでのシェアもお願いします。 インド料理やカレーの本を出したいです。企画案がたくさんあるので、出版関係の方、ぜひご連絡ください。