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玉ねぎ炒めと時短方法の実験/オディシャ料理ゼミ/Deepavali SPL Banana Leaf Meals:カレー哲学の視点(10/31〜11/6)
アルコールを体内に入れる機会が久しぶりにあった。わざわざ薬物によって自分の正常な判断能力を失わせ、ATフィールドを薄くしてから他者と交わる。正気の沙汰ではない。スパイスで酔っていれば酒なんかいらないのだ、と思うけどたまには悪くないですね。
先日シェアハウス同士の交流ということで別のシェアハウスにカレー持参で遊びに行ったのですが、行ってみたら100人単位の巨大シェアハウスで驚きました。ムラじゃん。
社員寮を改造した物件らしく内装はきれいで大きなシアタールーム、鏡張りのスタジオルーム、テレワークスペース完備。ABCキッチンばりの清潔な共用キッチンつき。何よりも羨ましかったのが週6で清掃の業者が入ってくれること。最高ですね!でも100人くらいになるとカレーシェアハウスは成立しないんだろうなと思う。治安維持するのも難しそうですしね。
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では、今週のニュースレターです。
玉ねぎ炒めと時短方法の実験
waccaさんにご協力いただき、3回に渡って実験していた玉ねぎ炒めの研究レポートを総まとめしました。
カレーを作るときに玉ねぎをあめ色になるまで炒める理由や、時短方法の検証や味への影響などを検証しています。
カレー作りにおける玉ねぎ炒めのヒントになれば幸いです。
オディシャ料理ゼミを開催
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11月からオディシャ料理月間に突入し、キックオフとしてミーティングを実施しました。
おそらく日本で唯一?オディシャ料理を探求されている方に随時専門的な知識をヒアリングしながらライングループ内でレシピを交換したり、疑問を話し合ったりしています。
日本だと全く知られていないに等しい上、全体的に料理が茶色や赤系統でまとまってしまうので全体的に地味な見た目でもあります。弁当がこんな感じだったらクラスでいじめられそうです。
味わいに関しては、甘すぎたり辛すぎたりもせず、魚料理も多くスパイス使いも穏やかなので、南インド料理のようなトロピカル、華やかさはないですが米によく合うしっかりした味付けの料理が多いです。
普及はしないかもですけどね…。
ゼミ活動の一環で、初心者用のレシピも作成しました。
十日市場の食材店
団地で食べられる謎のターリーを求めて、はるばる十日市場まで行ったときの話。特に美味しいわけでもなく、安いわけでもないのですが時間の流れ方、ターリーの見た目、味わいにどうしようもなくインドを感じてしまいました。ルシ・インド・ビリヤニも行きたかった。
スパイスママ
祝日営業だったのでやっと訪問することができたスパイスママ。
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バナナリーフの上に盛られたターリーにダル、ひよこ豆のカレー、よく煮込まれたホロホロのチキンカレー、なすとトマトのカレー、アチャールが乗っている。
全体的に味付けがやさしく、するすると入ってくる。アチャールは少し塩分が強くなっていてそこでバランスが取れる形だ。
大盛りにしてもそんなに量が多いようには見えないのだが、実際に食べ終わると満足感がありしばらくお腹が減らなかった。
先週のアーンドラ家庭料理会も満足度高かったけど、やっぱり家庭料理っていいですね。
スリマンガラム Deepavali SPL Banana Leaf Meals
行ってきましたスリマンガラム。11時ちょっと前くらいに行ったら案の定行列で一回転目には入れなかったけど二回転目には滑り込めました。
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チェティナードの激しめなミールスでポンニライスがススムススム。
ノンベジアイテムが多く、マトン、チキン、つぶ貝に加えてラッサムもチキンラッサム。サンバルも濃厚で、ライスを掴む手がバナナの上をずっと動き回っていました。
メニューを見るとまだまだ知らない単語が多く、タミルも復習しないと思いました。nathaiという見慣れないものがあったのですが、検索してみるとエスカルゴの写真ばかり。今回はつぶ貝を使用していたみたいですが、チェティナードではエスカルゴも食べるみたいです。なんとなくベジミールスのイメージが強いですがうさぎも食べたりするし、南インドの食文化も知らないことばかりでめちゃくちゃ奥が深そうです。
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