【実際に中退した人間が語る】大学を中途退学する前に考えたいこと
「中退した人間が語る」としましたが、僕は大卒になります。
大学へ入り直すので。ちょっとタイトル詐欺みたいですみません。
……でも、つまりはそういうことです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
なぜか（？）人気がある大学中退系コンテンツ。それだけ悩む人が多いということでしょう。
実際に中退した人間として、思うことを書いておきます。
まずは結論から。
すでに大学生なら、大学は卒業した方がいいです。本当に。
シンプルが好きなのと、筆力だけで伝えたいと思っているため普段太字などの文字装飾は一切使わない（これまでの記事を見てみてください）のですが、こればっかりはかなり強く主張したいので使いました。
……はい、「大学中退の背中を押してくれるかと思ったのに。何だよクソ！」と思ったそこのあなた。ブラウザバックはまだ早い。
今、あなたが大学入学前なら大学に行かないという選択肢も大いにありです。専門学校もぜひ検討してください。
しかしもう大学へ入学しているなら、やめない方があなたのためです。
「あなたのため」
これは、他者をコントロールする時の常套句として使っているのではありません。本心です。
だって、見ず知らずの人を不必要に心理操作したところでも僕に何のメリットもないでしょう。
それならどうしてこんな記事を書いているかと言うと、
後悔する人を少しでも減らす
幸せな人が増える
それは日本全体を良くすることになる
なんなら世界規模で良くなる
に加えて
この記事で僕に興味を持ってくれる人を増やす。曲を聴いてほしい
ただ単に書くのが楽しい
とまぁ、メリットがあるから書いているわけですが笑
……学士、大学卒業、という肩書きを持っていた方がいい。
一時のノリや勢いで人生を決めないでください。
冒頭の繰り返しになりますが、僕は次の大学を卒業します。
「中退した」とかいうことを書いた割に、ちゃっかり大卒になろうとしているのです。
そういうことです。
ちなみにやめた大学は偏差値50程度の私立文系という、あまりにも微妙なポジションorz
↓今これを書いていて、3ヶ月前に書いた自己紹介の記事を思い出しました。今とは違う心境や詳しいプロフィールがわかるかと思います。
ただ「やめたい」の先に、一体何があるのか？
とにかく、これを徹底的に考えてください。
勢いに任せてやめることは絶対にお勧めしません。
大学生活をちょっとでも耐えられるなら、大卒の方がいいに決まってるので。
「大卒の方がいいに決まってる」
というのは、現代の日本、世界各国で生きる上でです。
Fランとか高偏差値とかは、この記事では考えません。通信制でもいいです。
高卒より大卒の方が「楽」。
楽というのは、余計なストレスがないということ。
それはもしかしたら就職したくなる時かもしれないし、転職する時かもしれないし、海外に行く時かもしれない。
人と話している時に何か感じることがあるかもしれない。
大卒でないと不利なことは山ほどあるので、調べてみてください。
それでもやめるというのであれば、
何かやりたいことがある場合、それは大学をやめないと実現できないのか？
中途退学して高卒になった後の先はあるのか(大検の人は中卒）
なぜ、やめることになったのか（今後同じようなことをしないために）
を、徹底的に考えてください。
少しでもやめる理由がないなら、やめない方がいいです。
ちなみに僕は
メンタルを壊したので授業を受けられない、無駄金を避ける、時間の無駄を避ける。
別の大学に入り直して卒業する(これがあるので1の選択を取れた）。
あまりにも何も考えずに最初の大学を選んでしまった（今後はしつこいくらい考え抜く）。
です。
ちなみに、やめたことに対して一切の後悔がありません。
むしろスッキリしています。次の人生へ向けて全ての時間を注ぐことができるようになったので。
僕は就職活動をする
理想は一刻も早く個人事業主（YouTubeなどで）です。
が、達成される保証はどこにもないし、確率はかな〜り低いと初めから分かりきっています。
しかし、それらで全ての生計を賄うことができなかったとしても所得の足しにはなっているだろうし、就活時の直接的なアピールになる。
卒業時までにそれらで生計を立てることができなかったら、普通に就職します。生活保護はまず受けられないし、ニートは嫌なので。
「普通に就職する」と書きましたけど、それならなぜ前の大学の時に就活をやめたのか、と言われたら、それはその当時は全くそう思うことはできていなくて、だから次のチャンスをもらった。でも流石にこれで最後であり、今はそう思うことができているよ、ということです。
時間を確保したことにより行動や思考をさらに深めることができたので、視野もかなり広がっています。
作曲専攻なので、ゲーム企業でサウンドクリエイターがメインの就活。
文系一般職は最終手段。
それをメインでするなら前の大学の時にしてます。学部や偏差値的に。
私文河合50なので低いですが、音大は偏差値などないに等しいのでそれよりかは遥かに楽なはず。しかも経済系専攻でしたので。
ちなみにその時もサウンドで就活して、落ちています。なのでリベンジマッチ的な意味もある。
あと、中高の教職課程も受講して教職免許を取ります。できることは全部やる。
大学の事務員にも応募するし、もしかしたら大学院に行くかもしれない。席は少ないけど大学教員になるかもしれない。
どうなるか分かりません。
ただ確実に言えることは、就職しようとしていることです。
在学中のバイトも自分に合ったものをもっと真剣に選べば大丈夫だろうし、
（↑これは勢いでやってしまって後悔してます。友達と話しながら背中を押してもらって応募したのだけど、完全に失敗した。友達は全く悪くないです。頼んだ僕が悪い。勢いは良くない。うまく働くこともあるけど、勝率はそんな高くない）
とりあえず今はメンタルも持ち直したし、未来を向いて生きることができています。
いい歳して文句ダラダラの老害クソジジイにだけはなりたくない
口が悪くてすみません。でも、たまにいるじゃないですか、こういう人。あまりにもダサい。あとシンプルに迷惑。僕はそういう人間にだけは絶対になりたくない。
静かに穏やかに、森の中でコーヒーを嗜む。笑顔で次の世代に道を譲る。
歳を重ねたら、そんなじいさんになりたい。
例えば、エレキギターはビジュアルかっこいいけれど、かっこいいだけでは人生成り立たないわけで。だから売れないバンドマン、自称作家、音楽家は腐るほどいるわけですよ（それは僕を含む）。参入障壁が低いことも相まって。
売れなくて、バイトばかりで、ずっと不平不満を爆音で垂れ流してるギターボーカル
「なんで誰も俺の才能をわかってくれないんだ！社会が間違ってる！！」
に、もしかしたら自分がなる道もあったのかもしれない、と考えるとそれだけで僕はあまりにも怖いです。
こういう生き方を批判するわけではないですよ。その人が幸せであるのならば。
僕はそれで幸せになれそうにないということ。
……そう、だから結局僕はなりきれないんですよ。本当に。
昔あれほど嫌っていた、「普通」の人間なんです。
僕は確かにこの社会に対する不満はあるけれども、それでもありがたいことに基本幸せに生きているし、全てが嫌いであるはずがなくて。
問題は山積みだけども、日本ってすごくいい国だと感じているし。
そんなわけで、ロッカーになりきれないのです。
どこかそういうところに憧れはあるものの、何度もなれるかどうか挑戦してきたものの、なりきれない。
薬は論外酒タバコはやらないし、ピアスやアクセサリーもつけない。初めて髪を染めた時は目立つのが嫌ですぐに黒に戻したくなった。服も無印良品が好き。
うん、なので、超絶普通なのですよ、僕は。
憧れはするけど、なりきれない。
性格や人格の軸は生まれた時に大体決まっていて、そこを変えようしても無理なわけです。
こんな記事
まで書きました。まぁこれはASDとかの枠にはまりたくないということの表明なのですが、それでもどこかロッカーに対する憧れのようなものはあった。
でもまぁ、できないよね〜。流石にもうわかる。
中退したっていっても、大学に入り直して大卒を得ます。就活します。教職課程も取ります。お金があれば大学院まで行こうかな、と考えてもいます。
……めちゃくちゃ社会的肩書と安定を求めてる。
今こうして無職期間であるだけで、実は結構ビビりながら生きているのです。
まじで普通の人間なのだなぁ、と。
高卒バンドマンとして人生を賭ける覚悟が僕にはない。それは最初っから。
バカになりきれないし、天才にもなれない。
まぁ極端だと平均が多いこの社会では生きづらいので普通であることは楽でありがたいのですが。余計なことで悩まないし。
……どうして親やその辺の世代の人が「安定した職に就いて」とか「地に足をつけて生きて」とか言っているのかが、今までずっと反発してきたけれど、さすがに22歳になったらわかりました。
つまり僕は、「大人」になったということでしょう。
あれだけ「クソつまらねぇ！なんだそれ、そんなものなりたくない！」と反発していたものに、ついになってしまった。で、子どもの心は忘れてしまった。
だけど、今の方が幸せ度が高いのですよね。ほんとに。
無意味に若いって疲れるじゃないですか。疲れるのは筋トレだけでいい。
これマジで、心の底からそう思っています。
そういえば前の大学で、就活せずにアイドルとして武道館を目指していた先輩は今どうしているんだろう、なんてことを思い出しました。
売れていなさそうなバンドやグループのYouTubeなんかを見るたびに、思い出します。
……「いやいや、あんたには才能と現実を見極める能力が欠けていたんだよ。それが社会が見せた正解だ」
なんてことを、もうどう足掻いても人生の取り返しがつかないタイミングで言われてしまう人が、少しでも減ることを願ってやみません。
悩むと思います、本当に。でも負けないで。
僕も数々のブログやYouTubeなどを見て、本当にさまざまな意見があることを知りました。
ひろゆきvsホリエモンのような有名どころから、Google検索でだいぶ下の方の個人ブログまで。
そして自分で考えた結論としては、
すでに大学生なら、大学は卒業した方がいい
です。
たぶん、どんな状況のあらゆる人に相談されたとしても、僕は「大学へ入ったのなら卒業したほうがいい」と99%言うはずです。
「大卒で後悔した！」ということがあれば、教えてください。その時は謝ります。
最近だいぶ忙しいのですぐに対応できるかわかりませんが、進路とか大学とか、やめたいとか中退とかで悩まれている方いましたら、お気軽にコメントください。
可能な限りご相談に乗れたら、少しでも力になれればと思います。
……ただ、それでも「大学は卒業したほうがいいと私は思います」とお返事することになると思いますm(_ _)m
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