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過去を無意味にしない為の記憶旅1|生まれて死にかけた話と楽しかった幼稚園
これ
、どこから書いたらいいものか、無駄であったと記憶しているところから書き始めたらいいかな? と考えていたのですが、なんだか超大作を書き上げてみたいという感情が出てきてしまったので生まれたところから綴っていくことにしました。
まだ何も成し遂げていない男(22)による、早すぎる自伝。あと70年くらいは生きていたい予定ですが、よろしくお願いします。
ね、途中だけかいつまんで話すよりも、全てが分かった方がいいですよね?
(最初から書く方が楽だからということの言い訳)
生まれたけどなんか死んでたかもしれないらしい
です。
何回か親や祖父母から聞かされました。
生まれる際になかなかスッと出てくることができなかったらしかったり、無事外へ来たはいいけど、それとは別にミルクを飲ませてもほとんど全てを吐いてしまったり、なんか色々あったり、とか。
で、これが続くと割とまじで死ぬかもしれん、というわけで、一週間もしないうちに救急車で再び病院へ戻ることになったっぽい。
今でこそ笑って書けるものの、当時はそれはそれはもう、到底言葉で表すことはできない程の焦りや絶望があったのではないか、と他人事のように騒動を引き起こした張本人は思っております。
で、現在こうして生きているように、何らかの原因は無事解決して、家に帰ったみたいです。
あらゆる関係者の方には大変お世話になりました。
幼稚園に入る
普通に楽しかった記憶があります。なんか自分でも意外なことに、結構覚えています。なんでだろ。
自由なところだったので、色々やっていました。
部屋で工作、外で泥遊び。
フィルムというかセロハンというか、カラーのそういうのがあるじゃないですか。透明の包装ビニール的な。それが無かったからなのかなんなのか、ただのセロハンテープを水平に何枚も重ねてそのビニールを作る、みたいな謎のことをしていたのを覚えています。
本は、記号がたくさん載っているものが好きでした。道路標識とか看板がひたすらズラーっと並んでいるもの。ずっと持ち歩いていた気がする。
幼稚園に置いてあったものでは、たしか「てこの原理」だったか「てこのしくみ」だったか、紫色の表紙で簡単にそれについて説明してあるものをよく読んで(見て?)いたのをなんか覚えています(名前が違うのか、いまググっても特に出てこなかった)。
外では雨が降ってぐちゃっている泥だらけの地面に滑り台から勢いよく突っ込んで行ったり、ブランコを一回転できるんじゃないかと思って勢いよくこいでみたり(できなかったけど)。
ピカピカで完璧などろだんごを作り上げることにも超こだわっていた気がします。
園庭に生えているアロエだったのかな? を勝手に齧って、めちゃくちゃ苦くてうわなんだこれ、って思ったこととか。
今からすれば、アロエが甘いのは砂糖入りのヨーグルトをいつも食べていたからであって、生のそれって食べるものじゃなくね?って。
家では、洗面台にあった金属製のU字型ヘアピンをコンセントに素手で突っ込んで感電したことを、これを書いていて思い出しました(汗)
瞬間的に後ろに飛び跳ねて尻餅を着いた気がする。その後は親に割り箸で無事回収されたような。
友達とよく手紙交換して、そうそう、その手紙を入れる封筒に、折り紙やちょっとしたものを一緒に入れていたことも。お互いに結構凝っていた気がする、これ。
あとはそうだ、なんかおばあちゃん先生みたいな人にずっとくっついていたような。うん、そうだった。なんかその節はどうもすみません……
年長の時だったかなんだったか、怖い先生がいてうわ嫌だなぁ、みたいなのもあった。
そうだ、ケイドロだっけ? の説明をちゃんと聞いていなかったのかなんなのか、ルールを理解していなくてなんか一人でボケーとしていたことがあったような。
そういや、1回だか2回漏らしたことも覚えてます(汗)
習い事はなんかピアノを習わされました。
今となっては音楽の役に立つので結構感謝していますが、当時楽しかったのか楽しくなかったのかは、よく覚えていません。
いや、覚えてるかも。体験レッスンだったかなんだったか、最初の頃はなんか絵が書いてあるカードで「ドレミを覚えましょう」みたいなのでワクワク(?)したような気がしていたけれど、それっきりそれが使われることはなくなって、なんだったのだろうか、みたいなのは思ったかも。
他には、親に色々旅行とかに連れていってもらったりしたっぽいです。なぜかこれに関してはあまり覚えていません。なんでや。
いや今書いていて思い出しました。山とか結構行ってた。素足に草履で岩場を登っていたような。ん、それは小学生か……?
そんな感じの3年間でした。
うん、幼稚園時代は覚えている範囲だと、楽しく平和に生きていたみたいです。
やばいのは小学校…… ここからどんどんと嫌な方向へ進んでいきます…… あぁ…… 地獄の始まり……
1の最後に
とりあえずこの辺で区切ることにします。
結構覚えているのがかなり驚き。なぜなのだろう。
今はもうピンをコンセントに入れるようなアホはしませんが、とりあえず気になったことを片っ端から試す、という性格はずっとそうです。
記号やロゴデザインは今でも好き。
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人間って変わらないものなのだなぁ。
景色や生き物より、こういう写真ばかり撮っているような。
……なんだかいきなり死ぬかもしれん、みたいなやばい状態から始まりましたが、まぁ、引きつけ力としては効果抜群でしょう笑
自分の記憶を振り返る時って、あまりにも昔の記憶だと、自分の主観じゃなくて客観視している感覚じゃないですか?
自分を他者の視点から見ているというか。
書いている時も、もう一人の人格を自分の中に宿しているような感覚になっていました。これ結構楽しい。
一体どういった現象なのでしょう。
そんなわけで、これからの地獄編もお読みいただける方は引き続きよろしくお願いします( ̄  ̄)
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