大学の構造的枠組みが変わらない限り、知的律速は免れないと考えてもいいだろう。切り開く知と頼る知のバランスが崩れると、社会は停滞していく。切り開く知とは未知なる知恵を獲得することで、頼る知は既存の知を整理統合し参照しやすくすることであるとする。人の腹筋背筋のバランスと同様に。

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