なんのためのダイエット? 体重を減らすこと? それは、手段でしょ?
「70歳、医師の僕がたどり着いた鎌田式『スクワット』と『かかと落とし」を読み終えて
「70歳、医師の……」を読了しました。かかと落としをやってみようと思うことから読み始め、かかと落とし以上にスロースクワットに惹かれ、毎日行うようになりました。やってみるといい感じです。
鎌田さんの「筋活」の目的
鎌田さんは「おわり」にで次のように書いています。
やりたいことは医師に止められてもやるし、好きなものは糖尿病のリスクを持っていても食べる。
僕が僕の人生の主人公で、僕が幸せならそれでいいと思っているからだ。
でも、何もせずにそうしたことを続けては、健康寿命を縮めることになる。
死ぬまで自分の人生を楽しむために、「筋活」に励んでいるのだ。
これまで、自分は、漠然と体重を落とそうと考えていました。体操したり、自転車で走ったり、アルコールの摂取量を減らしたり、……。でも、その目的は? というと、体重を減らす以外にあまり考えていませんでした。
でも、よくよく考えてみれば、それは手段だったのです。目的ではなかったのです。イマイチ目的が明確でないから、体重も大して減らなかったのじゃないか? って思います。(おそらく増えることを抑えるくらいの効果はあったと思いますが……)
鎌田さんの目的は明確です。
死ぬまで自分の人生を楽しむ
本当は、自分も明確ではないにしろ、そういった思いを持っていたのだと思います。ただ、運動をしているときは、とりあえずこの苦しい運動を早く終えよう! としか考えていませんでした。やりたくないけど、しかたなくやっているという感じだったのです。
自分も好きなことをやりつづけるためにがんばる!
鎌田さんの書籍を読んで気づきました。自分が、体重を落とそうとしているのは、好きなことをやり続けるためだったのだと。体を壊したら、やりたいことができなくなります。それは、いやです。
腕立て伏せをしていて、しんどい! と思います。これまで、なんとかがまんして終わりをめざしてきました。でも、今日は、好きなことをやるためにこの1回があるんだ! と思って床を押しました。すると、少しだけ楽になった気がしました。目的意識を持つことが、体を持ち上げるしんどさを軽減してくれたのだと思います。
退職が目の前に近づきました。
これからは、「筋活」してすきなことをがんがんやっちゃうよ!
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