『黒執事』から当時の様子をみつめる
不定期と言いながら早すぎる更新DEATH★
こほん! 失礼しました。話を戻して高校生の時に素晴らしい先生と出会って、世界史は一番の得意科目でした。
そんな私ですが、この#世界史がすき を見て何か書こうかとふいに思い立ったわけです。
でも何書こうかと必死です(笑)。
おや、今降ってきました。
先月まで、アニメ『黒執事 ー寄宿学校編ー』が放送されていたではないか!
『黒執事』は悪魔で執事のセバスチャン・ミカエリスと、彼が仕える少年伯爵シエル・ファントムハイヴの物語。しかも悪魔だけでなく死神まで登場しちゃっていろいろ大変なことが起きています。
今回はこの作品に沿ってお話ししましょうかね。
赤執事編
有名な切り裂きジャック事件をベースにした話。
創作業界では鉄板ネタになってきたのではないでしょうか。事件に潜む悲しい事実は今回置いておくとして。
ここで社交期(シーズン)というのが登場します。
その名の通り社交パーティーなどが開催される時期のことです。英国では12月から翌年の8月ごろ、地方のカントリーハウスからロンドンのタウンハウスへ貴族たちが家族や使用人を連れて大移動。なぜそんなことをするかというと、この時期に議会があるからです。そして社交期が終わる目安はライチョウ狩り解禁。地方へ帰っても狩猟の場でまた社交します。
結局1年中社交してるわけです。上流階級すごいですね。
黄執事編
インドからやってきた王子ソーマとその執事アグニとの出会いを描いた話。
セバスチャンとアグニはいろいろあってカリー品評会で料理対決をすることになります。
当時のインドはイギリス領インド帝国といってその皇帝はイギリス国王という立ち位置。1857~1858年のインド大反乱のあとにムガル皇帝を廃位し、直轄植民地となっていました。
イギリスでインド風スパイス料理がカレーとして紹介された際、当然スパイスの調合という至難の業ができなかったのですが、それで生まれたのがC&B社が出したカレー粉というわけです。
続きはまたいつか。それではごきげんよう。
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