カエルの王女さま
2012年放送のドラマだ。
10年ぶりに見返し始めた。
当時の記憶
小学生くらいに見た記憶だったが、計算したら高校生だった。計算しても信じられない。
私はこのドラマが大好きだ。
とっても隠れた名作だと思っているし、今からでも、もっと有名になってほしい。
セリフを見返したくて検索したら、結構けちょんけちょんに書かれているのを見つけたりもした。
でも見た当時も、見返した今もやっぱり好きで、それはもしかしたら、当時の自分が深く考えずに「歌が楽しいドラマだな〜」くらいで見ていたおかげなのかもしれない。
だから悪い先入観もなく、今は今でより登場人物の年齢に近付いて親近感も湧いて、気持ちが想像できたりもして、解像度が上がって見えるのだろう。
あらすじ
吸収合併される町を合唱団で立て直そうという話で、天海祐希はブロードウェイからの講師として招かれる。
しかし実は天海祐希もブロードウェイをクビにされる寸前(その後クビになる)なのだ。
歌が好きという気持ちだけ持って集まったシャンソンズのメンバーと、同じく歌が好きという気持ちで日本を飛び出したはずの天海祐希。
メンバーの成長物語かと思いきや、意地とプライドの塊だった天海祐希こそが成長する物語でもあるところがまた良い。
口角を上げて歌う
1話目は「風になりたい」だった。
天海祐希のソロで「あの鐘を鳴らすのはあなた」も聞ける。
たくさん上手で楽しそうな歌が聞けるところがとても良い。
Singとかハモネプとか好きな人はきっと好きだと思う。
そして1話の中でいいな〜と思った箇所。
サッカー選手がボールと友達なように、歌もたくさん歌うと良いらしい。
日々の生活の中に歌をたくさん取り入れる。
家事のときも、仕事のときも、口角を上げて歌うのだ。そうしたら家事も楽しくなる。
うろ覚えだけど、家事も楽しくなるってとこは合ってるはず。
口角を上げて歌う(話すのも)って結構難しいと思っていて、普段からできている人は密かに尊敬している。
私の推しのアーティストも、めちゃくちゃ口をでっかく開けて歌うタイプなのでそれもある。
とにかく、口角を上げることは良いことなのは間違いない。
楽しくなくても、頭も騙されるらしいのだ。
さすがに仕事中はできないけど、家の中ならいいかなあ。