クアドラ社員が学生たちにものづくりのおもしろさを伝えに行ってきた! 高校生向けセミナーin浜松聖星高校
2022年9月15日(木)にピラミッドフィルム クアドラ(以下:クアドラ)は静岡県の浜松聖星高校で“ものづくりのおもしろさ”を伝える「面白いものを作っている技術者に会おう!講座」を開催させていただきました。
2022年某日。クアドラのWebサイト経由で静岡県にある高校の先生から1通のメールが。「デジタルで起こる感情を生徒に体験させ、デジタルの楽しさを伝えたいので、力を貸していただけないでしょうか?」。なんともうれしい依頼。クアドラとしても生徒さんにものづくりのおもしろさを知ってもらいたい! ということで、行って参りました浜松聖星高校。
「面白いものを作っている技術者に会おう!講座」と題し、クリエイティブディレクター阿部とインタラクションデザイナーの鵜飼が、仕事に対する価値観やクアドラでものづくりをする楽しさについて、72名の高校生を前に話しました(講座の最後には、クアドラで制作したプロトタイプの体験会も!)。
好評の末に幕を閉じたセミナーの様子をお届けします。
いざ、浜松へ!
品川駅から新幹線で約1時間15分。浜松駅に到着するやいなや、何やら面白そうなものを発見した阿部と鵜飼。
ピアノの音と連動して映像が動くモニターと、振動する木の板のようです。
いよいよセミナースタート!
無事、浜松聖星高校に到着。
学生さん向けのセミナーは、クアドラ創業以来はじめての試み。どれくらいの生徒さんが集まってくれるのかドキドキでしたが、時間になると会場には生徒さんが続々と集まってきました。
セミナーでは、「しごとのはなし」と題し、3つの観点からクアドラにおける仕事の話をしました。生徒さんに話した内容を簡単にまとめていきます。
私事のはなし
まず「私事のはなし」では、阿部・鵜飼たち自身の紹介とクアドラに入社するまでの経緯について話しました。
同い年でクアドラでは同僚の二人。面識こそなかったものの大学も一緒で、同じ時間・同じ空間で大学生活を過ごしていたとか。
大学卒業後、阿部はDTP講師のアルバイトや映像制作の仕事、Web制作会社の手伝いをするなど、1年半ほどフラフラした生活を。一方の鵜飼も、アルバイトをしながらアーティスト活動に勤しむ日々を過ごしていました。
似たような生活を送っていた二人ですが、阿部は知人の紹介で上海のクリエイティブエージェンシーに就職し、企業のプロモーション映像制作やデジタルキャンペーンの企画制作などに携わるように。鵜飼は大阪のテレビ番組制作会社に就職し、テレビ番組のテロップを打つ仕事をしていました。
その後、阿部は同じ企画職をしている同僚や先輩と仕事をしたく、日本に帰国。鵜飼は「自分がおもしろいと思ったものをつくり、多くの人に体験してもらいたい」という思いで東京に上京。たまたま同じ時期にクアドラに入社し、再会を果たしました。
仕事のはなし
次に「仕事のはなし」では、クアドラがどんな会社なのか、何をしているのかを紹介しました。
こちらについては「ピラミッドフィルム クアドラってどんな会社?」に書かれているので、今回は割愛します。
志事のはなし
そして「志事のはなし」という、今後の二人の展望と、生徒のみなさんへのメッセージでは、阿部・鵜飼の仕事に対する価値観について話しました。
「クリエイティブの仕事の幅はとても広くなってきていて、単なる広告のサポートではなく社会活動になってきた。デザインやプログラミングのスキルだけでなく、自分が世の中に対して何を感じ、どういう意見を持っているのかがとても大事。総合芸術的に、あらゆる文化や歴史などの学びと咀嚼が大切」(阿部)
「ものづくりをするうえで、おもしろそうだと思ったらとりあえず手を出してみる。煮詰まって考えすぎてしまうときも、とりあえず手を動かしてものをつくっていくうちに思考がシンプルになり、新たな気づきが生まれてくる」(鵜飼)
プロトタイプの体験会
セミナーの最後には、クアドラのプロトタイプ「The Kamakiri」「チェケラッチェア」を体験する機会も。制作秘話や仕組みなどを聞きながら、実際に触れてみると大きな驚きがあったようです。
生徒さんたちからの感想
セミナーに参加してくれた生徒さんからは、次のような感想をいただきました。
進学・就職など、進路を考える時期にある生徒さんたちにとって、将来の選択肢を増やすきっかけや、仕事の楽しさを知るきっかけになったのではないでしょうか?
セミナー終了後は、たくさんの生徒さんがInstagramに感想を投稿してくれました!
なかには阿部・鵜飼のInstagramをフォローしてくれた生徒さんも。さすがSNS世代…!
今回、クアドラとしても大変貴重な経験となった学生向けセミナー。ご協力いただいた浜松聖星高校さんには感謝の気持ちでいっぱいです!
またこのような機会がございましたら、企業・学校問わずセミナーを開催出来ればと思います。
是非お気軽にお問い合わせください!
(この記事の内容は2022年10月11日時点での情報です)