練習の"歯磨き"化
お晩です。
今回は前回に関連して、THE GATEでの学びをもとに、習慣化について考察してみようと思います。
あなたはどんなタイプですか?
初めに白状しますが、私は1日坊主です。
しかし強烈な短期目標(配信や本番ステージ)があると爆発的に力を出せるタイプでもあります。
あなたはどんなタイプですか?
どういう時、練習が続いた、成功体験があったと考えますか?
私みたいに1日坊主ですか?それとも3日坊主ですか?
一夜漬けタイプですか?
まずは今までの経験を洗い出して言語化してみましょう。それに善悪のジャッジは必要ありません。
1日坊主・短期爆走タイプの習慣化
これ、なんのために言語化したかというと、最終的に「歯磨きレベル」に習慣化することを目指したいからです。善悪のジャッジは要らないと書いたのも、飽くまでどうやって習慣化させるかのプロセスでしかないから、という理由からです。
歯磨きって日々しないと気持ち悪いですよね。その域にさっさと持っていきたい。だからまずは自分のタイプを知ってどうするかを決める必要があります。
私の場合、かなりの短期集中型、しかも初速はめちゃくちゃ爆速タイプです。しかし飽きるのもすごく早い。かつ本番のプレッシャーが好き。
例えば本番4日前に発表の場を見つけて、平日4日間でやったことない新曲の楽譜を買うところから始めて、仕事をしながら毎日3〜4時間練習して本番に間に合わせたことがあります。
この経験から、私の習慣化へのヒントは、
・短期目標をたくさん設ける
・しかもなるべくいろんな人の目に触れるものを目標に選ぶこと。ステージに立つとか収録されるとか背水の陣になるようなこと
となります。よって、今私は、
・定期的に収録を作る(先にスタジオをおさえる)
・定期的にレッスンを入れる(課題は死に物狂いで間に合わせる)
の2点で自ら背水の陣を作って継続のトリガーにしています。
準備しないことのマイナスリターン
ちなみにこの短期目標を作っていてでさえ、当日までの間に継続ができない場合があります。
そうなった場合、単純に損します。マイナスリターンというやつです。
たとえば
収録のためにおさえたスタジオで質の良い演奏ができない
→指慣らしから時間を費やす
→録れ高が良くない
→配信コンテンツに相応しい演奏ができない
→スタジオ代が無駄になる
といった塩梅に。
だからこそ日々積み上げねばただただ損するので、やらざるを得なくなります。
習慣化の仮説検証を繰り返す
みなさんの場合はどうでしょうか?
習慣化にあたって、ご自身の経験からタイプを言語化し、手段の仮説検証をしてみましょう。
ここが決まると一気に"歯磨き化"がしやすくなります。
さてさて、今宵はタイトルに因み、世にも美しい練習曲です。