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社会人ピアニスト 初めの3歩

これまで私自身の経験談をふまえ、メンタリティに焦点を当てた記事を届けてきましたが、今回は趣向を変えて、大人になってからピアノを再開しようと考えている方に向けての記事をお届けしようと思います。


ステップ1: ゴール設定

われわれはもう大人です。
多くの方が、ピアノのみに時間を割ける状況ではないことと思います。残り限られた人生の時間で、ピアノを再開することで何を成し遂げたいか、ゴール設定しましょう。

設定するゴールは何でも良いです。
例えば…
・気分転換に楽しみたい
・お子さんと一緒に練習したい
・ストリートピアノでささっと弾けるレパートリーを持ちたい
・友人や親戚の集まりで何か披露したい
・社会人向けのコンクールに応募したい
・再びコンサートホールでピアノを弾きたい
・昔さらった曲をさらに深めたい
などなど。

さらに、そこに期限をつけましょう。
例えば…
・2024年12月31日までに
・次の帰省(お正月)までに
など。一旦暫定で構いません。


ステップ2: 必要なアクションを書き出し、並べ替える

ゴールが設定できたら、そのために何が必要なアクションなのかを書き出しましょう。
例えば…
・楽譜を取り寄せる
・練習場所を探す
・先生を探す
・弾きたいストリートピアノを決める
など。

そして、それらを着手順に並べ替えます。


ステップ3: スケジュールを見直す

さらに、現状のご自身の生活ルーティンを見直しましょう。
現状何にどのくらい割いていますか?
ピアノに時間を使えそうな時間はどのくらいありますか?
用途不明な時間はありませんか?

見直したら、どこの時間をピアノに割くか決めて、そこの時間帯はピアノ用と決めて、もうブロックしてしまいましょう。


さてまずは基礎的な3ステップをお伝えしました。
何を当たり前のことを、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は、大人だからこそこの最初の3歩は蔑ろにすべきではない、と考えています。
このように考える理由や背景はまた追ってお届けします。


さて今宵の1曲はこちら。
モーツァルトってみんなを丸裸にします。

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