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苦手な曲なんてない
前回記事では、再開にあたっての初めの3歩について投稿しました。
今回はその理由や背景についてお伝えします。
ゴール設定することのメリット
あなたはかつてなぜピアノを弾いていましたか?
どういう気持ちで続けましたか?
なぜやめることになりましたか?
或いはなぜまた始めようと思いましたか?
あなたはそのとき何か目標はありましたか?
なぜその目標に向かって取り組もうと思っていましたか?
その目標はどうやって立てましたか?
それともあなたに目標はありましたか?
それともあなたが持っていたのは夢ですか?
ゴール設定をすることで、あなたが掲げる何かしらの夢を目標とし、目標を作業の連続にします。
漠然とした靄の先のままで終わらず、ステップが可視化されて、ゴールまで見える道になるのです。
苦手な曲などない
私が練習を再開しようとした時、実は真の意味で"苦手な曲"というのは存在しないのだと気が付きました。
どういうことかというと、正確には"苦手な曲"ではなくて、"苦手な箇所が印象に残ってしまって、練習する気すら起きない曲"だからです。
弾けないのは、弾ける箇所を除いた箇所だけ。
実際に弾けないのは、何小節ですか?
ゴール設定と、苦手な曲の話。
二つとも同じ思考回路から生まれます。
自分自身から距離をとってしまいそうな抽象度の高いレベルの課題を、解像度を上げて、具体的な作業に落とし込む、ただそれだけです。
具体化・細分化・予定化
さて、最後にあらためて問うてみます。
あなたはなぜピアノを始められましたか?
あなたはなぜピアノが弾けるようになりましたか?
あなたはなぜピアノの曲を仕上げられたのですか?
あなたはなぜ発表会で曲を披露できたのですか?
それは、現実的にゴールがあり、練習のためのスケジュールがあったからです。
社会人の今、当時のように、もし先生についても厳しくは言われないでしょう。
あなたのご家族から何か言われることもないでしょう。
あなたが練習を怠けようが何しようが、今や周りの人にとってはどうでもよいことです。
だからこそゴール設定しましょう。
夢を具体化して距離を縮め、現実に落とし込みましょう。
早いところ作業に落とし込んでしまいましょう。
苦手な曲もなくなれば、永遠に叶わない夢もなくなります。
そこにはただただ、成功までの、挑戦の軌跡が並んでいくだけです。
あなたはこの曲、苦手な曲、ではないでしょう?