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映画「ヴァチカンのエクソシスト」観ました

オススメ度
★★☆☆☆

「ヴァチカンのエクソシスト」
観ました。

面白かったです。
面白かった・・けど・・
私の好みではなかったです(笑)

まぁ、
映画として
ドタバタあって
面白い作品かもですが、
[静]の映画ではなく、
[動]の映画という感じで
好みでは無かったんですよね(汗)

「ダ・ヴィンチ・コード」と同じで、
宗教的に見えて、
全く宗教的な映画ではない作品
というか・・。

人間の罪や、
魂の根源を問う様な
[レリック遺物]
[哭声]
[ヘレディタリー継承]
には遠く及ばない
というのが私個人の感想です。

「インディージョーンズ」的な
[動](娯楽)の映画としては
完成度が高いのだと思います。

「ダ・ヴィンチ・コード」も、
[キリスト教の秘密]とか[隠された陰謀]とか、
そういうものばかりに焦点を当てて、
[人間の罪]や[この世の禍々しさ]
を描いてない所が、
別にキリスト教映画ではないな・・
と感じましたし、
それが一般受けして
ヒットしたという事が
「ああ、なるほど・・」
という感じでした。

以下、少し、
内容バレになりますが、

異端審問はあくまで
[人間の罪]だし、
まさに
[業深い人間らしい所業]
だったと思うんですよ。

その所業に
悪魔(悪霊)が狂喜乱舞していた・・
のならわかりますが
「全部、悪魔のせいでした。
操られてました」
は幼稚過ぎるだろ・・
と思うんですよね。

「エクソシスト」の
連続ドラマ版も若干そうでしたが、
[悪魔が教会組織に侵入して
内部から組織を崩壊させる・・]
とか、
ジャンプ漫画じゃないんだから、
そういうの求めてないな~
と思ってしまいます(笑)

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墓想の作曲家による海洋生物の死のオーケストラ「墓の魚」記事
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