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「ラ・ヨローナ~彷徨う女~」観ました
オススメ度
★★★★☆
「ラ・ヨローナ~彷徨う女~」観ました。
(注意!!)有名なジェームズ・ワンの「ラ・ヨローナ」ではないです!!
ラテン・アメリカのグアテマラの映画です。
そして、私には、
こっちの作品の方が断然に面白かったです(笑)
南米、中南米の詩の様な
厳粛で美しい映画でしたね。
実際のグアテマラ独裁政権の
マヤ先住民虐殺の悲劇を題材に、
政治風刺のホラーとして、
とても完成度高いです(安っぽさも全くない)。
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派手なハリウッドのホラーを期待する人には、
非常に地味な映画に映ると思いますが、
そもそも、この作品の本筋は政治の話であり、
私的には
「ホラーとはこうあって欲しいな」
という作品でもありました。
ちなみに、本作品に登場する
エンリケ・モンテベルデ将軍は
実在の独裁者
ホセ・エフライン・リオス・モント
がモデルですね。
ホドロフスキーの「リアリティのダンス」にも、
チリの独裁者イバニェスが出てきましたが、
ラテンの映画は政治風刺に満ちていて、
詩の様に作られていて良いですね。
ブラジルの
ロドリゴ・アラガォン監督(作風は全く違いますが)
といい、私的には好みド真ん中です。
本作はアマプラで観れます~。
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