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オススメ度
★★★★★

「1922」
かなり良質な映画で驚きました

Sキングの映画の中でも
大成功した部類
なんじゃないでしょうか?

怪物ホラーではない・・
と聞いていたので敬遠してましたが、
がっつり怪物ホラーでした(笑)

思うにキングの映画化は、
怪物ホラーだと失敗して、
人間ドラマだと成功する
傾向があるので
[人間ドラマとして、
そのノリ(その演出の延長線)で
怪物を描く]
と良いじゃないかと思いましたね。

元々キング小説の怪物は、
人間の精神から湧き出て来た象徴
みたいな描かれ方をしているので。

あと、多くの人が
[怪物]の描き方を
全くわかってないのではないか?
と思うのですよ。

妙にオカルト、怪物面だけ強調した
演出を求めて来る人達が
常に一定数いて、
そういう人達の考える
[怪物の演出]は
ハロウィンの様に安っぽく
チープなんです(笑)

[怪物]こそ現実であり、
[怪物]こそヒューマンドラマである
とわかってない。

[怪]というのはコミカルなものではなく、
脅かす道具でも無く、
パニック起こすものでもない。

[日常の中で、
我々が感じる
罪の影こそが怪物なのである・・]
という事を全くわかってない人達が
とても多いのではないかと思います。

だから多くのホラー映画の
出来が悪いのかも(笑)

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墓想の作曲家による海洋生物の死のオーケストラ「墓の魚」記事
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