映画「ノースマン」観ました
オススメ度
★★★★☆
「ウィッチ」
「ライトハウス」
に続く
ロバート・エガース監督の作品。
映画「ノースマン」観ました。
終始、徹底して
濃度の高い紺色(墓地の色)が覆う
重厚な映画。
善悪では描かれない
ヒーロー不在の人間の愚かさ、
醜さを徹底して書いた文学的な作品。
宗教は異なりますが
メルギブソンの
「パッション」に似た雰囲気もありますね。
この監督の作品は
「ウィッチ」もそうでしたが、
古い男社会の[稚拙な傲慢さ]や、
女性の話を聞かない(理解できない)
マッチョ男の視野の狭さが
淡々と救いなく描かれていて好きです。
「ノースマン」の主人公を英雄だ
と感じる視聴者もいるかもしれませんが、
私はこの映画の主題は
人間の本質(愚かさ)だと思いました。
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