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ヘミングウェイを買いに東京に行く

“Utaroの私的な、文学的な、サブカルと芸術に関する記録ノート”。
Utaro名義の文芸ブログ[Utaro Notes]を本日更新しました!
「ヘミングウェイを買いに東京に行く」

私の地元の書店さんには、ヘミングウェイの文庫本が置いて無かったという話。ならば、東京へ行って、ヘミングウェイを買ってこようと…。

さしずめ新刊本はともかく、ちょっと古めの作家さんあたりになると、たちまちそれらの作品の影が消えてしまうというリアル書店不遇の時代。片田舎の本屋さんで、intelligenceで気の利いた本を買うなんて、とてもとても。
それは昔からそうであったけれども、ヘミングウェイがすぐさま買えなくなる時代を迎えたというのは、〈ついに来たな〉という感じです。

本文では書いていませんが、いちばんショックだったのは、所定の文芸雑誌がほとんど置いて無かったこと。『文藝春秋』だけだった。私のお気に入りの『小説すばる』も無ければ、『文學界』も無い。地元の本屋さんの中では最も有名な、なかなか“気の利いた”書店さんなのに…。

いやいや、本屋さんが悪いんじゃない。市民がそういう本を好んで読んでないんだ、きっと。だから私は敢えて、「書く」ということに、こだわりたいわけです。



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