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トイレ文化の違いと日本が誇るウォシュレットの革新

日本のウォシュレット文化と、それを支える会社への思い


イタリア vs フランス!驚きのトイレ文化の違い

ヨーロッパの中でも、イタリアとフランスは文化的に似ているようで、微妙に異なる点があります。

食べ物やファッション、スポーツ、ライフスタイルにおいてはもちろん、意外なところでその違いが現れます。

それが「トイレ文化」なのです。

旅行中、ベネチアのホテルで思わず二度見をしてしまいました。

バスルームの中に、普通のトイレの隣にもう一つ便器が設置されていたのです。

戸惑う私に夫は冷静に言いました。

「それはビデだよ。フランス発祥なんだ。」

実はビデはフランス発祥で、その文化がイタリアに広がったことを知り、驚くことになりました。

フランス発祥のビデ文化

ビデは17世紀のフランスで誕生し、その名前の由来はフランス語で「ポニー」を意味する言葉から来ているそうです。

フランスの上流階級が使い始めたビデは、次第にヨーロッパ全体に広まり、特にイタリアでは急速に普及しました。

フランスでは現在その設置率が減少、というか私は見たことはありませんが、イタリアでは今でもほぼ全ての家庭にビデが設置されており、イタリア人にとっては欠かせない存在となっています。

なので、ビデの発祥はフランスだけど、ビデ文化を守っているのはイタリア! というのが正しい見方ですね。

日本のウォシュレット革命

一方、日本のトイレ文化も独自の進化を遂げています。その代表的な存在がウォシュレットです。

ウォシュレットは便座に設置された水流でお尻を洗浄する装置として、世界中で注目されています。

温水洗浄、乾燥機能、座り心地の良さ、音楽機能などを備えた日本のトイレはまさにテクノロジーの結晶です。

日本にいると、ウォシュレットは当たり前のように感じてしまいますが、海外に住んでいるとその便利さと快適さを思い知ります。

海外では、ウォシュレットを設置するのが難しかったり、スペースやコストの問題でなかなか普及していない現実があるからです。

一時帰国のたびに、ウォシュレットの快適さに驚き、感動しています。

トイレがまるでスパのように感じられるのです。

それはまさに「座るだけで快適さが広がる」魔法のような存在です。

推したい企業:ウォシュレットを生み出したTOTO

このウォシュレット文化を生み出した日本の企業、TOTOに対する思いを込めて、私はその革新性を推したいと思います。

TOTOは1917年5月16日、東洋陶器株式会社として設立され、日本のトイレ業界を牽引してきました。

特にウォシュレットの登場は、世界中のトイレ文化に革命をもたらしました。

TOTOの技術力とデザイン性は、世界のトイレ文化を一新させました。

ウォシュレットの快適さは、日本を訪れた旅行者にとって衝撃的であり、帰国後には「家にもウォシュレットを導入したい!」と思う人が増えていますよね。

成田空港の体験型トイレギャラリー

数年前、私は成田国際空港第2ターミナルを訪れた際、本館からサテライト側の搭乗ゲートに向かう途中にある体験型トイレギャラリーを見つけました。

このギャラリーは、日本のトイレ文化や技術力を発信する場所として設置されており、形やコンセプトの異なる多機能トイレと授乳室があり、すべて個室になっていました。

日本人にとっては普通のトイレですが、夫を含め海外の方々には非常に人気があり、スマホで撮影している人を多く見かけました。

まさに、日本のトイレ文化が世界の注目を集めている証拠と言えるでしょう。

TOTOの未来と日本のトイレ文化

TOTOがウォシュレットを開発してから何十年も経ちましたが、その進化は止まりません。

温水洗浄機能はもちろん、乾燥機能や音楽機能、さらには自動で蓋が開くなど、細部にわたる技術の進歩が続いています。

TOTOの製品は、単なる「トイレ」を超えて、日常の中で小さな幸せを提供しています。

そして、これからも日本のトイレ文化が世界に広まり続けることを願ってやみません。

TOTOが世界のトイレ文化に革新をもたらし続ける姿を応援しています。

まとめ:トイレ文化の違いと、それを生み出した企業

イタリアのビデ文化、フランス発祥のビデ、そして日本のウォシュレット。

どの国も、それぞれのトイレ文化に誇りを持ち、その歴史と技術を大切にしています。

そして、私が推したいのは、その日本のトイレ文化を世界に広めたTOTOという企業です。

TOTOの革新性が生み出したウォシュレットは、日本だけでなく、世界中で愛されています。

トイレという一見些細な部分にも、それぞれの国の歴史や文化が色濃く反映されています。

次回、日本に帰国した際には、ぜひウォシュレットを再体験し、その快適さを改めて実感したいと思います。

日本が誇るこの文化は、まさに世界に自信を持って推せると断言できる素晴らしい技術と魅力を備えています。


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