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「おじいさん?いや、魚だよ!」年寄り魚 Vieille の美味しさ発見

釣りあげた魚が“年寄り”だった!

いやいや、冗談じゃありません。

本当に「年寄り」と名のついた魚が存在するんです。

それがフランス語で“Vieille”(ヴィエイユ)。

捌いている途中です

釣り仲間の間でも小骨が多すぎて「面倒だからリリース!」なんて言われがち。

フランスではそれほど人気がなく、お店で見かけることはほぼありません。

でもちょっと待って!実はこの“年寄り”魚、食べてみるとなかなか美味しいんです。

名前の由来とか詳しいことはわからないけど 

何だか私も40代後半 

おじいさん、おばあさん、おじさん おばさん ってね 

なんかへんな親しみをこのお魚に感じます。  

今回はそんな“Vieille”、リリースしないで食べてみたらどうだったか、実際の調理体験と共にご紹介します。

さて、気になるのは、なぜこの魚に「年寄り」という名前がついたのか?

何となくですが、フランスの昔の漁師たちが、テキトーに冗談半分に付けたんじゃないかなぁって 

ところで、この年寄り魚、Vieille、実は食べると、とても美味しいんです。

そのままオーブンの中へ

シンプルにシードルとバター、少しのレモンで味付けしたら、しっとりとした白身の旨味が口いっぱいに広がりました。

フランス料理に使うような凝った調味料は要りません。

何ならそのまま塩焼きにでも….。

海から釣り上げて、自給自足的に楽しむ感じです。

このお魚がなぜVieille「年寄り」と名付けられたのか謎ですが

そして私は今日も釣りに出掛けるのでした…。。

この日隣の知らないおじさんに話しかけられたなぁ…。

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