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帰国の途中で出会う小さな旅:エバー航空と桃園国際空港の楽しみ

私にとって一時帰国の道のりは、単なる移動時間ではない。

それは、心が弾む小さな旅の始まりである。

特に、台湾桃園国際空港での乗り継ぎは、私にとって密かな楽しみのひとつだ。

私は一時帰国の際、あえてパリから台湾経由の便を選ぶ。

それは単なる乗り継ぎではなく、私にとって小さな台湾旅行そのものだからである。

なかでもエバー航空は、お気に入りの航空会社のひとつである。

その理由のひとつは、日系航空会社に匹敵する機内サービスの質の高さにある。

2022年10月 

快適なシートや美味しい機内食はもちろん、客室乗務員の細やかな気配りが心を温めてくれる。

エコノミークラスでも十分満足できる快適さを提供してくれる。

緑を基調としたエレガントな制服も、台湾らしい洗練された雰囲気を醸し出している。

そして、桃園国際空港で過ごす時間もまた、私の楽しみのひとつである。

空港に降り立つと、たとえ数時間の滞在であっても、すでに台湾の空気に包まれているように感じる。

フードコートに足を運べば、牛肉麺や魯肉飯の香りが食欲をそそる。

乗り継ぎ時間を利用して、小籠包をつまみながら軽く一杯。

蒸籠から立ち上る湯気とともに、まだ訪れたことのない台北の街並みに思いを馳せる。

本場で味わうタピオカミルクティーは、長時間のフライトで蓄積した疲れを心地よく癒してくれる。

ワンタンとか肉団子とかいっぱい入った牛肉麺

空港内のショップを巡るだけでも、台湾の文化やデザインに触れることができるのが嬉しい。

カラスミもお手頃価格?

また、印象的なのは、空港スタッフの温かい対応である。

マッサージチェアーで長旅の疲れを癒します。

言葉の壁があったとしても、彼らの親切な笑顔は、台湾の人々の優しさを感じさせる。

うろうろしてたらスタッフの方が空きのシャワー室を見つけて手招きして案内してくれた。 
乗り換え時間に余裕があったら、無料シャワーでスッキリ!

たとえ短い滞在でも、この空港にいるだけで、まるで小旅行をしたかのような満足感を味わえるのだ。

こうした特別な時間を楽しみたくて、私は毎回、台湾経由のルートを選ぶ。

そして、次の帰国の旅もまた、エバー航空と桃園国際空港を経由する予定だ。

この小さな贅沢が、私の帰国をより特別なものにしてくれる。

それと同時にいつか実現する本当の台湾旅行への期待をますます膨らませてくれるから。

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