ベジタリアン?
私のホストファミリーはベジタリアンでした。
もともと、野菜が大大大の苦手だった私にとってホストが決定した時の衝撃は…
今は、野菜が大好きになりましたよ!!笑
一概にベジタリアンといっても様々な種類があります。
ちなみに私のホストはラクト・オボ・ベジタリアンで、乳製品、卵、蜂蜜など動物を殺さないで食べれるものは食べているいう感じでした。
肉で通常補うはずのタンパク質や脂質は大豆ミートや乳製品で補っていました。
なので、ベジタリアンやビーガンでもしっかり栄養に気をつければ健康に過ごすことはできると思います。
では、そもそもなぜ彼らはベジタリアンという生き方を選んだのでしょうか。
ホストや友人、ネットで調べた結果大きくつの理由が見られました。
(私なりのまとめなので、100%正しい訳ではないのでご了承ください)
1、宗教
イスラム教やヒンドゥー教、仏教などの宗教上の理由において、様々な理由で、菜食を選択している人たちがいます。
2、健康のため
なんとなく、ベジタリアンと聞くと健康な感じしませんか?笑
近年、海外では肉を食べることによる健康に関するデメリットが知られ、ベジタリアンに変わる人も多いです。
しかし、ベジタリアンだってポテチは食べれるし、健康にも不健康にもなれます。
3、動物保護
普段、あまり気にしていない思いますが、肉や魚を食べるということは動物の命をいただくということになります。
現に、畜産業の様子を調べると、動物はただ食べられるためだけに育てられ、目を背けたくなるような事実がたくさんあります。
生きるためには必要だし、生態系の中での連鎖の一つで感謝していただけばいいと考える人もいる中、動物だって自由に生きる権利もあるのだからと思う人たちは菜食を選択しています。
4、環境保護
肉食が環境保護と関係あるのか?と思われたみなさん、私もでした。
しかし、思いがけない繋がりがあります。
我が国の畜産は、食生活の高度化等を背景として大きな発展を遂げてきました。
しかし、農家当たりの飼養規模の拡大や地域における混住化の進行、環境問題への関心の高まり等を背景として、家畜排せつ物による悪臭や水質汚染といった環境問題の発生がみられるようになりました。
このように畜産経営に伴って発生する環境問題を「畜産環境問題」と呼んでいます。
畜産環境問題の発生は苦情の発生状況と深い関係があります。
引用元:農林水産省
また、排泄物に含まれるメタンガスにより、地球温暖化が進んでいるという見解もあります。
5、飢餓削減
家畜を育てるには、大量の水と飼料が必要です。
この分の食料を人間に分配することで、飢餓が減ると主張する人もいます。
このようにここに挙げたのは一部ですが、様々な理由により菜食を選択している人たちがいます。
海外では、ベジタリアン人口が増加し、お店でもベジタリアンのオプションがあったり、スーパーでも製品が売られていたりします。
日本でも、少しずつですが、ベジタリアン向けのメニューや食品が開発されています。
もし、食の制限がある人に出会ったとき、おかしいと思うのではなく、そういう生き方もいいとお互いに認め合える世の中になればと思います。
グローバル化が進む社会で、食の多様性が受け入れられ、私たちが自由に選択できる環境づくりがすすめばと思います。