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男性に一途な愛を求めてはならない〜知能低下の人類史を読んで

こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。

本日は『知能低下の人類史〜エドワード・ダットン著』から、生物学的に、男性に恋をする際、一途な想いを求めてはならないという内容でお伝えしていこうと思います。

モテない男性を好きになっていた私

私は、中学校の1年生の時、クラス中の女の子から無視され、いじめを受けたことがあるのですが、そのきっかけは、そのクラスのイケメンで頭のいい学級員の男の子を好きになったことでした。

その時から、私は心に刻みました。

誰もが好きになる条件が揃った男性は、女性同士で争わないといけない。
だから、私は非モテ男性を好きになると・・・。

そこから、私の恋愛は、楽しいものから苦しいものへと変わっていくのです。

でも、この発想こそ、生物学的におかしい発想で・・・。

人類の歴史を見ると、男性は戦いに勝ち、出世した男のみ多くの子孫を残すことができ、女性は、男性社会の中で生き残ってきた男性を多くの女性と共有して、子孫を残してきたのです。

だから、女性は、強く出世する男性を好きになるのは普通なことで、反対に非モテ男子を好きになるという行為そのものが、生物学的におかしいこと。

なぜなら、人類は、狩猟採取民の時代から、生き残るために、強い遺伝子を残す必要があったからなのです。

女性が男性に地位やお金を求める理由

本書でも、男性は、女性に美しい外見を求める傾向があるのに対し、女性は、地位やお金、その他の可能性を求めるとあります。

狩猟採取民であった人類は、小さな集団を作り、その中で、男性同士が争い、どんどん集団を大きくしていき、後に初期国家ができるのですが、

小さな集団は、とても不安定で、乳幼児死亡率はおよそ50%で、事故や病気のために命を落としていたそうなのです。

男たちが、他の集団と争い、負けると、その妻は、争いに勝利した方の男の妻にならなければいけなくなり、負けた方の男の子供は殺されてしまう。

つまり、弱い男は、子孫を残すことができなかったということになるのです。

このような環境を繰り返す中、女性は、より強く出世する男性の子供でないと、生存確率が下がることを経験し、それが私たちの遺伝子に刻み込まれ、男性に地位や名誉やお金を求めるようになったのです。

男性はハーレムを作る生き物

こうした小さな集団的争いから、初期国家へと人類は歩みを進める中、出世し地位や名誉を獲得する男性は、多くの女性を妻や愛人にし、たくさんの子供を残す権利を与えられます。

旧約聖書には、ユダヤ教のモーゼの十戒が書かれた石板を納める神殿(ソロモンの神殿)を建設した、イスラエルの王ソロモン(BC990年〜BC930年)は、1000人の妻を持っていたと書かれています。

争いに勝つと、ソロモンは、ファラオの娘を妻にし、その他の多くの外国人である、モアブ人、アンモン人、エドム人、シドン人などを愛人にしていたとあります。

多くの外国人女性には、信仰する神があり、『彼らは自らの神への信仰へと、女性たちを導くため、彼らと交わってはならない』と、

宗教が違う男性との交わりを禁止していたのにも関わらず、ソロモンはそれを無視して、多くの外国人を愛人として可愛がったとあります。

ソロモンほどではないですが、旧約聖書に登場するユダのレホホボアム王には、18人の妻と、60人の愛人がいたと明記されていますし、

モロッコ皇帝のムーレイ・イスマイル(1634年〜1727年)には、888人の子供がいたと明記されています。

最近、Amazonプライムで『バチェラー4』の放映が開始されましたが、4代目バチェラーである黄皓(こうこう)さんを見ていると、

デートした女性全てに、本気になって恋しているのがよくわかります。

他のシーズンを見ていても、バチェラー3以外は、一途に1人の女性だけを思う男性は、いなかったし、別れる前になると、涙を流す男性も多くいました。

私の個人的な見解ですが、バチェラー1、2の男性のように、最後に残った女性とお付き合いしても、やはり結婚までいかないことになるのは、

バチェラーで、一生に1度、経験することのない『ハーレム』を経験したからではないかと思います。

男性に一途な想いを求めてはならない

私は、アロマ心理学では、フルーティーのレモンで、『裏切りの傷A型(操作する人の仮面)』という心の傷が強い人でした。

それは、私に幼少期、父親からの裏切りを経験したことによって、作られる心の傷です。

裏切りの傷があると、無意識にこの心の傷によって、相手を操作しようとしてしまいます。

私はこの歴史を見て、私の過去の恋愛は、この傷によって男性に裏切られたくないという気持ちが高まったことで、利己的に非モテ男性を好きになり、

その男性に、『私しかいないのだ』と、自分の理想的な異性として振る舞うように求め、相手を操作しようとして、非モテ男性を好きになっていたのだと、理解しました。

狩猟採取民の時代は、男性社会で戦って、勝ち残れない男性は、子孫を残す権利さえなかった。

私は、心の傷が深いことで、生物学的に、モテない男性を選ぶという行為を故意に行なっていた、とても希少な女性であったことを知りました。

そして、最近、お付き合いをしていた彼に、フラれた経験をしたのですが、その経験のおかげで、裏切りの傷(A型)と見捨ての傷(X型)を癒せたと思う出来事を経験することができました。

昔なら、私とお付き合いして別れた男性とは、連絡も取れないように完全に拒絶していたのですが、

最近、その彼を見かける出来事があり、その時に、別れた彼を今でも、愛おしく思う自分がいることを知ったのです。

昔では、考えられないことでした。

別れた彼を愛おしく思うなんて。

私は裏切りの傷が強かったので、絶対に私から離れない、浮気しない男性という

『私を裏切る男性は、今後一切、私に触れることすらできない』という厳しい心の掟のようなものが存在していましたが、

この傷が癒えた今の心は

『もし、彼に彼女がいても、私が彼を愛する気持ちをなくす必要はない』

と、相手がどう思うかではなく、自分の気持ちを優先することができるようになったのです。

私は、心の傷を癒したことで、あらゆる人たち、あらゆるものに対して、愛おしいと思える人になった。

男性に一途な想いを求めてはならない。

それは、男性性を損なう行為であり、男性を操作しようとするあなたの仮面で行われる行為なのです。

心の傷を癒せば、愛する人がどんなことをしても、その人に無限の愛と赦しを与えることができるようになりますよ。

あなたの恋がうまくいきますよう願っています。

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