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人に勧められたビジネスがやれない理由

自分の友人が、会社を辞めて、個人でビジネスをして成功した。

すごいなあと思ってみていたら、その友人が「お前にもできるよ』と、事細かく丁寧に、儲かるビジネスの仕組みを教えてくれた。

相手の情熱に影響を受けた自分は、そのビジネスをやってみたいと、テンションが上がり、実際に調べて、やろうとしてみる。

でも、現実は友人が言うほど楽じゃない。

自分には到底できない、あれやこれやをやらなければならず、結局調べてみたものの、できないと判断し、心にドシっと疲労だけがたまる感覚になる。

なんで、自分は人がやれていることができないんだろう・・・。

心が自分を責め、どんどん落ち込んでいく。

結局、友人は優秀な人で、自分は優秀じゃないから、できないんだ。

何も持っていない自分が情けない・・・。

これが『成功脳とざんねん脳〜加藤俊徳著』で書かれているざんねん脳の人の思考です。

誰でも、人生の中で、このような経験を一度はしているはず・・・。

でも、このざんねん脳は、思考の癖であり、なぜ、そんな気持ちになったのか、この思考の癖さえ理解すれば、修正できるもの。

本日は、脳の癖を修正し、本来の自分の声を聞くことの重要性をお伝えしていこうと思います。

1、脳は楽して儲けようとする


私たちの脳は、無意識9割、意識1割で現実を引き寄せてきます。

基本的に、私たちの現実を作っているのは、無意識領域である本能の部分です。

約1万年前の狩猟採取民時代から、大きく変わっていない脳は、手に入れようと思えば手に入る現代を生きながら、

当時のまま、不確かな報酬を得ようと、目の前にある「不確実な果実」を獲得させようとします。

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