イライラしやすい特徴をNLP心理学とアロマ心理学で紐解く
こんにちは!アロマセラピスト大島鶴枝です。
本日は、アロマコアマインド心理学(通称:アロマ心理学)5つの心の傷と、NLP(Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称)心理学をベースにまとめた著書
『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』藤本理恵子著
から、主に、人に対してイライラするという心理を緩和する考え方をお伝えしていこうと思います。
イライラしやすい人の特徴
まず、藤本氏の著書では、イライラしやすい人は、正義感が強い人が多いという特徴があると言われています。
正義感の強い人は、「〜しなければならない」という信念をたくさん持っています。
例えば、
「時間に遅れないようにしなければならない」などです。
確かに、『時間に遅れない』って素晴らしいことですよね。特にビジネス的な商談などに遅れてくる人を、相手は信用できるのかというと、信用を失う可能性もあるため、時間を守るということはとても良いことです。
ただ、このような正義を持っている人は、往々にして自分が正義だと思っていることを、人に押し付け、批判する材料にすることも多いのです。
自分が守っているのに、相手に遅刻されると、遅刻をしてきた人を許せず、相手に「普通、社会人なら遅刻しないよね」などと言って厳しく裁いてしまうのです。
一見、遅刻をしないという行為は、とても良いものと捉えられます。
ただ、物事には、必ず表と裏が存在し、良いことと悪いことは表裏一体です。
自分が遅刻をしないことは素晴らしいことですが、遅刻してしまう人を裁くことは、決して良いことではないのです。
自分の中の正義が強く、それがマイルールとなり、そのマイルールを『普通』や『常識的』と認識すると、できない人を見るとイライラし、その人に対して怒りが発生してしまいます。
でも、それはマイルールであり、人はそれが常識でも普通でもないことが多いということを理解することが必要なのですが、
実は、このタイプの人は、アロマ心理学では、リーフィー(葉)の人たちに多いという特徴があるのです。
アロマ心理学的リーフィーの性格
アロマ心理学では、樹木の葉からとる精油と人とを照らし合わせます。
薬草は集団で外敵と戦いますが、樹木は、土に根をしっかり張り、1本で自立し、立っています。
薬草の葉と違って、大きな土台に糖を供給しなければならない葉は、とても真面目で責任感が強く、優秀で働き者です。
特に広葉樹は、春から夏にかけて、太陽が燦々と降り注ぐ季節に大量に糖を生産しなければなりません。
大量の水が葉に供給され、日中は1枚1枚の葉が太陽の方を向いて、光合成をおこないます。
影に隠れている葉も所々存在しますが、影になっていて太陽が十分に当たらない葉でも、太陽の方を向くのです。
これは、リーフィー(葉の人)が集団生活において、同じ方向を向くということを指しています。
社会のルールがそうならば、どんな理由があってもそれを守らなければならないと思い、その方向を向く修正があるということです。
時間を守るのが社会のルールだと、リーフィーが思っているのなら、それができない人がいると、
「こんな簡単なことがなぜできない?」と、できない人のことを非難してしまうのです。
葉が太陽の方を向かなくなったら、光合成はできなくなります。葉が社会の規律を守らなくなれば、モラルが維持できません。
だから、裁き、ルールを守らせることで、社会のモラルを守ろうとするのです。
でも、ここには、リーフィーがなぜ、人を裁くのか、根本的な理由が必要となります。
なぜ、リーフィーは人を裁くの?
私は、フルーティーなので、自分ができることで人を捌こうとあまり思わないタイプです。
どちらかというと、人に裁かれることが多く、できないことを非難されるタイプだったのもあるのかもしれませんが、
自分ができるからと言って、なぜ、人にそれを強制するのか。
私の元夫がこのタイプだったのですが、全く理解できなかったのです。
でも、植物の葉という特性を理解すると、その理由がよくわかります。
葉は、全部が緑色をしていて、太陽の方を光があたろうが、当たらないであろうが、集団で向いています。
でも、太陽が当たる葉は、向いている意味が存在します。太陽が当たれば、樹木に糖を多く供給でき、貢献できる。
これは、1人のリーフィーに光が当たっていることと同じ。
では、影になっている葉は、どうなのでしょう。影になっていることで、光が当たっている葉よりも、目立つこともなく、樹木に大量の糖を供給することもできず、そこそこの貢献しかできません。
それでも、いつか太陽が当たる時を待って、太陽の方を向き続けるのです。
これは、光の当たらないリーフィーが、真面目にいくら働いても、目立つこともできず、自分の存在ってなんなのだろうと、苦悩している姿と似ています。
同じ緑色をしているリーフィーは、目立つ人が大嫌いな人も多いのです。それは羨ましさから出ています。
本当は、光を当てて欲しいのです。
こんなに真面目に働き、社会のルールを守り、人の役に立っているのだから。
これこそが、リーフィーの承認欲求。影になっており、満たされない承認欲求を満たす方法は、ただ一つ。
「〜しなければならない」という言葉を使って、自分ができていることで、人を非難する。
そうすることで、自分の完璧さを明らかにしようとする行為となるのです。
この完璧を求めるという特徴を、アロマ心理学では、不正の傷(I型体型)の人の特徴とお伝えしています。
真面目で全体を見渡し、社会のモラルを守るリーフィーは、よく気がつき、人よりも何倍も働く人たちが多いのです。
自分はこんなに真面目に働いているのに、不真面目な奴がいて、そいつが足を引っ張って、また自分に仕事が舞い込む。
誰かの尻拭いばかりしているという人も少なくありません。
真面目に責任感を持って、働いても、光が当たらない葉もある。誰かにイライラする気持ちもわからないではないのですね。
口癖が人生を作る
不正の傷を持った人は、人を非難することで、自分の完璧さ、優秀さをアピールし、光を浴びようとしているということがアロマ心理学で理解できたかと思います。
でも、人を非難したり、イライラするという行為は、自分の気持ちを落ち込ませ、波動を下げる行為です。
非難された相手の波動も下げることから、この行為の罪はスピリチュアル的にいうと、大きいと言えます。
人は、自分が幸せになり、人を幸せにするために生まれてきているのですから、人の波動を下げる行為や自分のイライラで、自分の波動を下げる行為は、良いとは言えません。
では、不正の傷があるリーフィーは、どうしたら、人を非難しなくなるのでしょうか。
それは、他人の個性を受け止めること。多種多様の価値観を理解することです。
そして、自分が素晴らしい人間であるということを認めるということも必要となります。
実は、誰かを非難することで完璧さをアピールするという行為は、自分が誰かに褒めえられないと肯定できないことと同じなのです。
口は災いの元。
人を強く非難する言葉を、言ってばかりいると同じことがなん度も繰り返し起こります。
人を非難する場面ばかり、繰り返し体験することとなるのです。神は、何度も同じことを繰り返すたびに、過酷な宿題を出し続けます。
まずは、口癖を直しましょう。
マザーテレサは、こう言っています。
「思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい。それはいつか、性格になるから。性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから」
人にイライラしてしまう人は、ぜひ、相手にも相手の考え方があり、多種多様の価値観を理解することで、人間って面白いなあと、
相手を許し、楽しむことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
他人は、自分の思い通りにはなりません。
だからこそ、みていて、一緒にいて楽しいのです。
もし、みんなが自分と同じ考えだと、思っていて、できない人に
「なんで、できないの?」と思ってしまうのなら
多種多様の価値観を学び、人間の面白さを理解しましょう。
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