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Tomo
2021年11月23日 12:35
「この人と出会っていない人生もあったかも知れない」『マチネの終わりに』(平野啓一郎著)はそんなことを僕にも想像させた。ある出会いによって、未来だけでなく過去までもが変わってしまう、ということは人生でどれだけの数起こるのだろう。人生の中でただ一度起こるだけでも、幸運なのではないかとすら思う。この物語のせいなのか、それともあなたのせいなのか。そうと意識せずとも、寝てしまえば忘れ去られて