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長野・諏訪大社訪問05 〜歩き時々公共交通機関〜


下社春宮



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5/7(火)  12:56  下社春宮に到着


 さあ、四社まいり最後のお宮です! お昼すぎということもあるのか、秋宮の時より参拝の方が多い印象です。

結びの杉
神楽殿の説明札
こちらも立派な注連縄
下社の御祭神は八坂刀売神さま
だから秋宮の宝物殿に『売神・・祝印』があったのか!

 神楽殿の左奥の方に、筒粥殿つつがゆでんがあります。1月に行われる『筒粥神事』がここで行われ、作物の吉凶を夜通し占うようです。次のリンクは下社の七不思議の記事ですが、秋宮の最後で触れた『御作田みさくだ社』に加えて、この筒粥神事について書かれています。

筒粥殿


春宮二之御柱


  筒粥殿から幣拝殿に向かうと、春宮二之御柱が正面に見えます。

春宮二之御柱

 二之御柱のすぐ近くには子安社が座します。子安社は上社本宮の近くに、より大きなお社がございましたが、奉納された底の抜けた柄杓ひしゃくの多さは同じくらいかもしれません。

子安社


春宮三之御柱


二之御柱から先に見えます

春宮一之御柱


 幣拝殿は他の方がお詣りしていましたので、一旦向かって右手の方、一之御柱へ移動します。

春宮一之御柱

 一之御柱側には、若宮社と上諏訪社が鎮座。上社の前宮と本宮では『下諏訪社』は見ていないと思うので、不思議✨

若宮社
上諏訪社


春宮四之御柱


 一之御柱の奥、四之御柱が遠くに見えます。春宮の御柱は他のお宮の御柱に比べて、凹凸がくっきり残っている感じですね。樹の種類は全てもみだと、前宮水眼すいが広場の『交流センター前宮』に掲示されていました。

春宮四之御柱
出典:前宮水眼公園の交流センター前宮の資料


幣拝殿/左右片拝殿


 下社春宮の幣拝殿と左右片拝殿は、地元の宮大工・大隅流の柴宮(伊藤)長左衛門が請け負ったそうです。(写真は人のお顔など一部加工してます)

幣拝殿
奥に宝殿2つの茅葺き屋根が見える
幣拝殿の立札と、向かって右側の片拝殿
片拝殿の立札と、向かって左の片拝殿

 秋宮の彫刻は華やかでしたが、春宮の彫刻はシンプルな印象です。シンプルですが精密ですよね。

 片拝殿の隙間から、西宝殿(左)と東宝殿(右)が見えました。秋宮にも同じく東西の宝殿があり、新しいほうが『神殿』、古い方が『権殿』と呼ばれています。
 寅年から申年(現在の辰年も)向かって右で、申年から寅年は向かって左でお祭りを行うそうです。(上社本宮にも『東宝殿』『西宝殿』がありましたが、諏訪大社のホームページには『神殿』『権殿』表記は見つかりませんでした)
 御柱祭の寅年・申年に合わせて『権殿』の建て替えを行うので、常に『神殿』の方で祭祀を行うのですかね。
 あと毎年2月1日に御祭神が春宮へ、8月1日に秋宮へ遷られる『遷座祭』もあるので、ちょうど今、春宮の『神殿』に御祭神が座すことになります。

東宝殿(右)の方が新しそう

 春宮の御神木は杉です。秋宮と同じくどれかはわかりません💦

結びの杉の後ろから

 上社前宮に『神紋 かじの木』とあったような、石で作られた囲いが、『結びの杉』の後ろの小高い場所にあったので見に登ったのですが、立札も梶の木も見つけられませんでした。その代わり、別角度の幣拝殿や御宝殿の上部が見えたので撮影してみました。

春宮守・御朱印(レアケースver.)・記念品


 下社春宮は授与所と社務所が一体になっていますので、御守と御朱印を一緒に頂きました。

下社春宮守
春らしいピンク🌸
右下に『春宮 訪』の文字
中央の印の字が読めない……と思ったら
印部分が上下逆転 笑
左:諏訪大社 右:信州一之宮 でした

 中央の印が逆転しているのは初めてかも💡
滅多に見られないものではあるので、これはこれで🆗

四社めぐり記念品 水色の小銭入れ
御神渡り

 2024年は御神渡りが観測できなかったそう(明けの海、と呼ぶそうです)。来年は見られると良いですね!


13:20  下馬橋から下諏訪駅へ戻る


 石鳥居を出て下諏訪駅方向へ向かうと、道路のど真ん中に橋が見えました。

下馬橋
立札

 つまりここから鳥居の方に向かうのが正式なルートのようですね。
 ここから下諏訪駅まで、スマホのマップで徒歩18分と出ました。

下諏訪駅 到着
背景写真が秋宮の神楽殿!

 13:37  下諏訪駅に到着です。
四社まいりはこれにて終了です。お疲れ様でした!

所要・移動時間


  • 下社秋宮→下社春宮まで 徒歩16分

  • 下社春宮 滞在時間 35分程

  • 下社春宮→下諏訪駅まで 徒歩17分

番外編1  へ続く ▶️


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