咳に効果的なツボ『天突』を押してみよう！すぐできるセルフケア
（写真：鹿児島県 屋久島 苔むす森にトトロ）
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咳き込んでいる人、たまに見かけますよね。
風邪やアレルギー、乾燥などで咳が止まらなくなった経験、誰しも一度はありますよね。
今日は、そんな時に自分でできる簡単なセルフケア「ツボ押し」をご紹介します。
特に効果があるとされるツボが『天突（てんとつ）』です。
このツボは、咳や喉の不調を和らげると言われています。
天突（てんとつ）ってどこにあるの？
まず、ツボの場所を確認しましょう。天突は、首の下、鎖骨の真ん中にあるくぼみの部分です。のどぼとけの下、胸骨の上端あたりに位置しています。触ってみると少し柔らかい部分があるはずです。ここが天突です。
「え？ここを押すだけで咳が軽くなるの？」と半信半疑になるかもしれませんが、実際にこのツボを刺激することで、呼吸が楽になり、喉の緊張が和らぐことが知られています。
天突を押すと何が起こる？
ツボ押しの効果は、古くから東洋医学で広く知られており、咳や喉の不調に対して使用されてきました。現代の研究でも、ツボ押しによる自律神経系への刺激が、呼吸器の働きを整える効果があるとされています。
この天突を押すことで、咳を抑えると同時に、のどの渇きを緩和し、呼吸をスムーズにする効果が期待できます。特に、風邪を引いたときやアレルギー性の咳に試してみる価値があります。
天突の押し方
やり方はとても簡単です。
親指で優しく押す
親指の腹で天突の部分に軽く押し当てます。強く押しすぎると痛みを感じることがあるので、優しく行いましょう。
円を描くようにマッサージ
円を描くようにゆっくりと押し回しながらマッサージします。これを1〜2分程度行います。
深呼吸を忘れずに
押しながらゆっくりと深呼吸を繰り返すことで、効果がさらに高まります。
「こんなに簡単で本当に効果があるの？」と思われるかもしれませんが、実際に多くの人が咳の緩和を実感しています。
注意点
天突は非常にデリケートな場所ですので、強く押しすぎないことが大切です。また、ツボ押しはあくまで一時的なセルフケアですので、咳が長期間続く場合や、他に不調を感じる場合は、必ず医師に相談するようにしましょう。
最後に
咳が止まらないときに、薬だけに頼るのではなく、こういったツボ押しで自然に体を整える方法を取り入れるのも一つの手です。
次に咳が出たとき、ぜひこの天突を試してみてください。
たった数分のセルフケアで、気持ちよく呼吸ができるようになりますよ。
それでは、また次回の健康情報でお会いしましょう！
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出典：健康長寿新ガイドライン エビデンスブック