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「自分」の形を確かめたい

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きもちを言葉にすることで、自分が何を考え、何で構成されているか確認したい。
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#はたらくを自由に

【さらに続き】【最終】 その翼を折らないで

(前記事から続きます) 自分なりに乗り越えられたのは、「ラッキー」だったからとにかく、わたしの2年半の社会人人生は、他者からの目線や言葉によって「女性であること」を様々な場面で意識させられ、 それに葛藤し、自分なりに乗り越える事に多くの労力を割いてきたと考えています。 しかし、この経験は自分にとって貴重で、何らかの形で役に立つだろうとポジティブにも捉えられています。 ただし、そう思えるのは、わたしがある種恵まれていて、 自分なりの結論として昇華できる色んな条件が揃ってい

【続き】 その翼を折らないで

(前記事から続きます) (前回記述した個人的出来事の顛末なので、結論だけ読みたい方は次記事に進んでください) 翌日(金曜日)の出来事わたしは自分の涙腺が壊れきってしまったことに衝撃を受けながら、 めちゃくちゃ会社を休みたいと思ってましたが、 今日行かなかったらもう二度と会社行けなくなるような気がして、シャワーを浴びて、服を着て出社しました。 会社の人に涙は見られたくなくて、フロアに入る前に泣き止もうと必死になり、深呼吸してデスクまで向かいました。 これは自分でも驚きで

その翼を折らないで

性被害やセクハラに遭ったと目の前の人に相談されたら、 あなたは何と声をかけますか? また、内心どのようなことを感じますか? 今月18日、伊藤詩織さんが東京地裁にて民事訴訟に勝訴しました。 どちらの主張が正しいかというのは、 今回の地裁にて判決が下り、引き続き高裁・裁判所にて明らかにされていく事と信じてますので、今回の記事のトピックではありません。 (わたし個人としては、伊藤さんの主張が信頼できると思っています。) 刑事訴訟としては不起訴となってしまったこと、 日本の刑法