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ノブレスオブリージュで人生を変える


メルカリで現代文Bを購入し、国語を学び直してみると、内田樹さんのノブレスオブリージュという言葉に出会った。

内田さんが解釈したノブレスオブリージュとは「誰も気がついてないことに気がつき、自分だけ知っていることがあれば、他者に知らせる義務があること」ということ。
本来の意味は少し違います。

ノブレスオブリージュとは

内田さんとして、僕も同意見です。
さっき読み終わったサスペンス小説での犯行動機が、「ノブレスオブリージュをしていたが、恩が全然かえってこず犯行に及んだ」という犯罪者の言葉でした。

なぜ、ノブレスオブリージュを取り上げたかと言うと僕が仕事を辞めたきっかけにこの言葉が含まれていたからです。

もちろん、犯罪はダメですが、職場で他者貢献(ファクトはワイ)してた僕はなぜか恩が返ってくることもなく、冷遇され退社してフリーランスにいたります。

映画ペイフォワードの解釈|「恩は次へ渡せ」|

ペイフォワードを20年振りに観たのですが、当時、中学生の僕が劇場でを観た感覚とあきらかに違います。

ペイフォワードは直訳すると、「恩は次に渡せ!」という意味で、
いただいた恩は、つぎにわたしていこう!とのことでした。

11歳の少年が、社会科の授業中に世界を変えるアイデアを思いつく。それは、人から施しを受けたら別の3人に返すというもので、彼はさっそく実行に移す。そして、広がっていく慈愛の波が、心に傷を持つ大人たちを巻き込んでいく。

filmmarks

主人公のトレバー少年が、心に傷を持った大人を助けていくんですよね。
ホームレスを家にいれてママに怒られたりもしました。

トレバーの「恩をわたす」行動は、テレビメディアで取り上げるほどに。
ここで受けたインタビューの中で、トレバーの名言が出ます。

「”人”を立ち直らせる」と。

若干、11歳のトレバーの言葉には、僕は胸をうたれました。
もらった恩はつぎにわたしていくとペイフォワードでまなびました。

とてもいい映画なので良かったらみてください。


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