お菓子は配る?配らない?国立大学職員の世渡り事情
初めに
今回のテーマは「職場にお菓子を配るか、配らないか」
大学職員と関係ないのでは…と思われるかもしれないが、「職場の雰囲気」という観点で話と実は意外と働いている私のリアルな現場を伝えることができるテーマである。
時折、Twitterでも「休むたびにお菓子を配る文化は止めよう」なんて話題になるぐらいだから、このお菓子配りの文化は、組織で働く多くの人が経験することのあるものだと思う。
そんなわけで本日は、私の職場のお菓子配り文化の話をしてみたい。
パターン①:長め休暇をもらったとき
これは完全に人によりけり。長めの休暇をもらうとき、だいたいは旅行か帰省をすることが多いと思う。しかし、関東圏の大学ゆえか実家も同じ都県にある人が多いから、「帰省したから」ってお菓子を配る人はそこまで多くない。地方出身→地方有名大学出身→本学に採用されたパターンの職員が最近は増えているので、そういう人は帰省が長めの休暇になり、地元のお菓子を買ってきて、配っている。私も採用パターンはこれに該当するのだが、帰省しても毎回はお菓子配りをしていない。自分の中での線引きとして、GW・お盆・正月などみんなが休みような時期に休暇をもらったら、お菓子は配らないようにしていて、一斉休暇が無いような時期に長めに休みをもらったら、帰省でも旅行でもお菓子を買ってきて、「お休み中、ありがとうございました~。これどこどこで買ってきたお菓子です」と配っている。義務感でやっているわけではなくて、私はそういうタイミングで同じ課でも普段はなかなか話す機会が無い人とちょっとした話をするのが好きだからやっているだけだ。話したくなさそうな雰囲気出している人や忙しそうな人は見れば分かるので、そういう人にはさっと渡して終わる。長めの休みを取っても全くお菓子を配らない人もいるし、それでどうこう言う人はいないから、やりたい人がやればいいって感じである。
パターン②:異動するとき
ほぼ必須でお菓子配りする文化が本学にはある。自分が所属していた課だけに配るか、部署全体に配るかは、その部署の前例や雰囲気によるが、最低限、所属していた課には、異動前の最終勤務日にお菓子を持ってあいさつ回りをする。異動が多く、異動後も仕事上のやり取りが続くこともある職場なので、立つ鳥跡を濁さず、と言ったところだろうか。めんどくさく感じている人もいるだろうが、業務を円滑に進める上で大切な人間関係を良くする一環として続いてきた文化ではないだろうか私は思う。国立大関係なく、どこにでもある文化だと思うが、異動が多く、異動後もやり取りが多い本学ではほぼみんな暗黙の了解でお菓子配りをしている。
終わりに
特に「国立大学だから」と言う理由でのお菓子配り文化ではないが、近隣の都県出身の人が多いことや異動が多く、人間関係をなるべく良好にしておくことが必要なことは私の職場の特徴の1つだと思う。
でも、お菓子配りしないとあからさまに態度や評価が変わるわけではないから、自分がやりたければやる、やりたくなければやらない(たとえ異動のときでも)で別に問題ないと思う。
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