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【特徴】 動くためには"バランス"が必要。人間の骨は身体の内側にある。
今日もありがとうございます。パーソナルサポーターの山田です(^ ^)
世界に誇る日本のアニメ。人気アニメであるアンパンマンに登場する「ホラーマン」、ONE PEACEに登場する「ブルック」というキャラクターは、それぞれガイコツです。
ヒトの身体から皮膚、脂肪、筋肉などを取っていくと最終的には骨が残りますね。
ヒトのように、脊椎動物と言われる生き物は身体の内側にある骨が全身を支える構造をしています。アニメの中ではキャラクターが上手に動いていますが、現実世界では当然、骨だけで動くことはできません。骨の外側に筋肉が付いていて、その筋肉が伸びたり縮んだりすることで全身のバランスを保ちながら動いています。
これと対局にあるのが、外側にある硬い殻によって全身を支える構造をした生き物です。カブトムシやカニなどですね(^ ^)
一般的に私たち人間の身体には、成人で約206個の骨があるとされています。また、全身の骨に付着する筋肉の数はその約2〜3倍ほどあります。
普段、私たちが生活の中で何気なく身体を動かす時、これらが瞬時に、かつ無意識のうちに協調してバランスを取りながら動いているのですね。とても頭で考えて制御できる次元ではありません。
細く高く積み上がった不安定なジェンガを、外側についたゴムのようなもので倒れないように調整しながらバランスをとっているような身体構造です。
なぜ、ヒトはこのような不安定な構造を選んだのでしょうか。この構造の最大のメリットは何なのでしょうか。
それは、
『柔軟で複雑な動きが可能である』
ことです。
この身体構造のおかげでヒトは効率良く二足歩行ができるようになり、手が自由に使えて、道具を利用することで進化してきたのですね(^ ^)
一方で、デメリットも当然あります。その一つが、『部分的なストレスや負荷が全体に影響する』ことです。バランスの崩れた姿勢では、身体の一部に負担が偏り、それが "痛み" となって現れます。
"痛み" があればまだ気づけるのですが、"痛み" が出るほどの変化がなければバランスが崩れていることに無自覚になり、長期的な姿勢に影響が出たりします。一部のバランスの崩れは、他の部分のバランスの崩れに繋がり、全体に影響する、ということですね。全体を協調的に動かせなくなると、多くの人は "動きにくい" と感じます。
逆に言えば、"バランスを取りやすい身体の状態を保つ"ことが、運動面から見た身体の健康を守ることに繋がるとも捉えられます。
地球上で動きながら "バランス" を取るとき、私たちは『重力』の影響を避けられません。その意味において、私たち運動・動きの専門家は重力に目が向きます。
「では、どうしたら良いか」という実践については個別性が強いため、文字で表しにくいですが、身体の健康をサポートするためも、折に触れて、少しずつ書くことができればと思います。
今日も来ていただきありがとうございます。
光と影、陰と陽、中庸。全ての物事は "バランス" に本質がありますね。
それでは、いってらっしゃい(^ ^)
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