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「書くプロ」だからこそ、第三者を頼る選択を。育児中でもサステナブルな創作を目指した6ヶ月の振り返り

個人の情報発信をサポートする「パーソナル編集者®」の公式noteで、パーソナル編集者と受講者の対談企画がはじまります。

今回の受講者は「書き続けたい女」こと小池未樹さんです。育児と会社勤めを抱えながらも、たのしくnoteを書き続けるためにはじめた「パーソナル編集者®」。節目である半年がたちました。

これまでの振り返りと芽生えた変化を、担当のパーソナル編集者・みなみやんさんと一緒におうかがいしました。


左:パーソナル編集者 みなみやんさん / 右:受講者 小池未樹さん

小池未樹
ライター・漫画家・会社員。2013年刊『百合のリアル』(牧村朝子著・星海社)の企画・構成をきっかけに、書籍の構成・執筆、コラムの寄稿など広く著述業を行う。コミックエッセイの著書に『同居人の美少女がレズビアンだった件。』『家族が片づけられない』『やっぱり、きれいになりたい!』がある。現在は教育事業会社に勤めながら、一歳児の育児に奮闘中。
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みなみやん
CyberAgentでダイレクトマーケティングに従事したのち独立。現在では小学館「kufura」でのライターやEコマース企業でのPRを行う。noteではご自愛とセルフケアをテーマとし、ライフスタイルジャンルを軸に活動中。2022年11月からパーソナル編集者のみずのさんに担当されたのち、2024年8月から自身も「パーソナル編集者」として個人の創作に寄り添う。
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育児をしながらたのしく書き続けたいーー パーソナル編集者との伴走のはじまり

── 小池さんが「パーソナル編集者®」をはじめたきっかけは何でしょうか?

小池:きっかけは出産でした。約9年間続けていたnoteを産後も継続していくつもりでしたが、仕事とワンオペ育児の合間をぬって集中して書くのがほんとうに難しくて……。やることが多過ぎて、ひとりきりで創作するのがしんどくなってしまったんです。

それで、誰かに応援してもらおうと思いました。その方がきっと続けやすいし、刺激にもなるだろうと。その考えに、「パーソナル編集者®」がちょうどはまってくれました。

みなみやん:出産直後の育児は家で子どもとしかしゃべらないから、外に人の繋がりやコミュニティがあると心がヘルシーになりますしね。

── 小池さんがそこまでして書き続けたい理由をおしえてください。

小池:やっぱり書いていないと、きもちわるいというのが一番の理由です。12歳のころから文章を書いていたので、歯磨きみたいに暮らしの習慣になっているんですよね。

あとは、私の文章を昔からずっと読んでくれている人がいるということ。感想をいただくこともあり、とても支えになっています。そうなると、しんどいきもちで続けるのではなく、たのしく書き続けられるように環境を変えたいと思って「パーソナル編集者®」をお願いしました。

みなみやん:他人に助けを求めることができるのがプロですよね。スポーツ選手もプロのマッサージ師や栄養士たちからケアを受けているじゃないですか。未樹さんも「書く」プロだからこそ他人に頼ることで、いい結果を出し続けられると思うんです。

── 小池さんとの伴走がはじまり、みなみやんさんはどんなことをサポートしていきたいと思いましたか。

みなみやん:子育てしながら創作活動をするという難題に挑戦している未樹さんを、とにかく無理のないように応援したいと思いました。あと、未樹さんって自己評価が減点方式なんですよ。自分の文章にたいして「これじゃダメだ……」となってしまうんです。

小池:仕事で文章を扱ってきたせいか、つねにもっとやれるという意識があって、自分の文章を肯定的にとらえる習慣がなかったんですよね。

みなみやん:創作活動をしていても減点方式の思考のクセがついていて、すごい力んじゃっていましたよね。私の役割はイメージとしては肩をもんでほぐしてあげることでした。

高い目標設定よりも、サステナブルに書けることをめざしてーーパーソナル編集者との半年でうまれた変化

── 「パーソナル編集者®」をはじめて半年がたちます。なにか変化はありましたか?

小池:まえは「凡人はもっともっと努力せねば!」と、週3、4本くらいnoteを公開していないと、書いている気がしなかったんです。

みなみやんさんが「子育てしていなくても、こんな頻度で頑張る人はいないですよ」と言ってくれて、続けやすいペース配分に調整しました。私自身も無理せずに続ける意識が芽生えました。

みなみやん:育児しながら書くってとても難しいことですよ。目標を高く持つのも必要ですけど、ハードルを下げて、書き続けていくことの方が大切なんです。パーソナル編集者の私が離れたときに、未樹さんがサスティナブルに自走できるようにしてあげたかったんです。

小池:アウトプットへの気持ちの変化もあって、短い文章を書けるようにいまは努力しています。私は長い文章を書きがちで、1,000〜1,500文字くらいの文章を書くことがとても難しいんですよ。書くときに、テーマを大雑把に設定してしまうのが原因だと思っています。

みなみやん:サービス精神があるから、たくさん書いちゃうんですよね。文章うまい人って、長文でもさらっと読めるんですよ。未樹さんの文章も長いけれど、あっという間に読めてしまう。

小池:短い文章は、これから半年で頑張りたいことですね。

みなみやん:意識は芽生えてきているので、次の半年後には達成できますよ。

── noteの執筆から公開までの流れで、おふたりがどんなやりとりをしているか教えてください。

小池:オンラインセッションのときに、私の方から「今月はこんなことを書きたい」と共有しています。もちろんみなみやんさんからも「月に1本はゆるいテーマも入れてみませんか」など適宜アドバイスをいただきます。

みなみやん:noteの切り口についてもお話ししますよね。「0歳の君を、私はどうやって独裁者にするのだろう」という記事は、もともと未樹さんが「政治のことを書きたい」と言ったのが最初です。政治の話って難しいから、未樹さん目線でもうちょっとやわらかく書けないか提案しました。

わたしらしい語り口で良いーーパーソナル編集者がいたから、「子育て」のテーマが書けるようになった

── パーソナル編集者をつけてから小池さんが執筆したnoteで、とくに印象に残っている記事をそれぞれおしえてください。

みなみやん:「パートナーに運動習慣をつけさせたい勢に伝える、私が夫の筋肉量を2kg増やした5ステップ」です。べつの媒体でも掲載されましたよね。noteを書いている人にとって、メディアに掲載されることは憧れがあります。さすが未樹さんです。

小池:「秋の季節にあわせてテーマを書いてみましょう」と提案してくださって、運動の秋をテーマに書きました。季節にあわせたテーマの出し方はとても新鮮でした。

みなみやん:PRや広報をしていると、季節にあわせたネタだしを考えるんです。季節にあわせたnoteを書くのもおもしろいと思い提案しました。

小池:みなみやんさんが育児についての記事を書いてみるように提案してくれたことが、私は印象に残っています。いままでは、育児について書くことで「“ママ”だからこうなんだろう」「“ママ”だから自分とは関係ない人」などと安易に決めつけられるのがいやで書いてこなかったんです。

みなみやん:ワーママは他のワーママの頑張っているすがたを見て、自分もがんばろうと思う人がおおいと思うんです。未樹さんからちょっと書いてみたいというきもちも感じたので、軽いきもちで書いてみたらどうでしょうと提案してみました。

小池:子育てについては、クローズドな場では書いていたものの、表立って書くことは避けていました。子育てはいろんな主張がぶつかりやすいジャンルなので、あまり書かない方がいいかなと思っていたんです。

ただ、共感も呼ぶテーマだからもっと書いては、とみなみやんさんにアドバイスされて、自分なりのスタイルで書くことに挑戦するようになりました。パーソナル編集者に励ましてもらったからこそ、扱えるようになったテーマですよね。

みなみやん:もう今は自信をもって書いていますもんね。何を書いても未樹さんらしくいるから心配はないと思っています。

▼小池さんの半年間の振り返り記事

「パーソナル編集者®」を更新した小池さんとみなみやんさんが見すえる次の半年

── 小池さんは「パーソナル編集者®」の契約を更新してくださいました。これから半年はどう活用していきたいですか。

小池:2月からメンバーシップを開始しました。妊娠中に取得したコーチングの資格を活かした内容にしようと考えています。

あと、noteでの活動とは別で小説の投稿をしていて、今年はさらに頑張っていこうと思っています。みなみやんさんにはメンバーシップと小説の執筆の応援をしてもらいたいです。

みなみやん:優先順位をつけて、計画的に進めていくことが大切ですよね。私がやりたいことって、みなさんの人生をよりよくヘルシーに最適化することなので、きもちを楽に創作活動をしてもらえるように支えたいです。

未樹さんが書いた「育児・労働をかいくぐって書き続けたい女が、今年買ってよかったもの5選」の1位に「パーソナル編集者®」を選んでくれたのもとても嬉しかったです。

みなみやん:「パーソナル編集者®」の仕事のおもしろさって、受講者の人生がうごいていく瞬間を見れることだと思います。その人がなりたい自分に近づいている過程を横で見れるのがおもしろいです。

私自身はたいした人間ではないけれど、世界を変えてくれそうな人のサポートはできると思っているんです。とてもやりがいがあります。

── 最後に、小池さんからみなみやんさんへ、みなみやんさんから小池さんへ、それぞれメッセージをおねがいします。

小池:気づかないうちに、肩がガチガチになっていると思うので、これからもうまい具合にもみほぐしてほしいです。あと、みなみやんさんのおかげでセルフケアを意識するようになりました。私のためにも、これからもご自愛を大切に生活してください。

みなみやん:「書きまくっている女」に必要とされることがとても嬉しいです。未樹さんはやっぱり書くために生きている人なので、引き続き未樹さんが納得する創作を続けてほしいです。そのために、私もサポートしていきたいです。いい人生にしていきましょう。

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書き続けることは、決してひとりでがんばるものではないのかもしれません。寄り添う人がいることで生まれる安心感や新しい視点が、書き続ける原動力になる。そんな気づきをくれる対談でした。

「パーソナル編集者®」に興味を持たれた方は、こちらよりお問い合わせください。

制作:ふたり広報(執筆・撮影:三浦えり / 編集:金井みほ

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