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サプリメントの「効果」
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
はやとくです。
前回、サプリメントの「正体」と題して、医薬品との違いを簡単に解説しました。
医薬品が病気の予防や治療を目的にしているのに対し、サプリメントは不足している栄養の補給や健康維持を目的で使います。
サプリメントや健康食品と上手に付き合うためには正しい知識が必要です。
今回はサプリメントの「効果」について解説します。
一緒にヘルスリテラシーを高めましょう。
▶サプリメントの「効果」
前回のおさらいからしましょう。
サプリメントの特徴は以下のとおりでした。
■食品
■試験がない
■効果・副作用などデータが乏しい
■品質管理が独自の基準
■副作用などの不具合は自己責任 など
この中で特に大事なのは『効果・副作用などデータが乏しい』です。
効果を示す根拠がないので、「効果がある」とは言えないし、「効果がある」とは言ってはいけません。これはしっかり覚えておきましょう。
▶「体験談」は根拠にならない
サプリメントの宣伝には、使用者の「体験談」がよく使われます。しかし、この「体験談」というのはあくまで個人の感想でしかなく、これをいくら並べても科学的な根拠にはなりません。
そもそもサプリメントのメーカーは、宣伝になるいい「体験談」しか使わないので、データーにかなり偏りがあります。
1つのいい「体験談」の裏に、いったいいくつの悪い「体験談」があるのでしょうか?
▶とはいっても実際に「効いている」人がいる
『プラシーボ効果』をご存じでしょうか?
効くと信じて飲むことで、体調がよくなったと感じる人がいます。
しかし、それはあくまで気持ちの問題であって、医学的に効果があった、とはなりません。
「効いている」はサプリメントの作用でしょうか?
それとも、思い込みや気持ちの問題ではないですか?
それを証明することができないのも、サプリメントのデメリットと言えます。
▶まとめ
今回はこれで以上です。
私はサプリメントを否定したいわけではありません。
何回も言っているように、あくまでサプリメントは不足している栄養の補給や健康維持を目的しています。その目的のためには非常に有用な食品だと思います。
病気に対する診断・治療・予防・軽減を期待してはいけません。
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