医療の「主役」
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
はやとくです。
前回、医療の「リーダー」は誰かという内容で記事を書きました。まだの方はこちらもどうぞ。
今回は、医療の「主役」は誰?という視点で私の考えをまとめます。
医療ドラマでは医師だったり看護師だったり。昨年は薬剤師が主役のドラマもありました。
本当の主役は誰でしょうか?
➤医療の「主役」
結論からいうと、医療の「主役」は患者さんです。
昔は、病気になったら「先生にお任せする」という患者さんが多かったようです。
今でも、「先生が診てくれているから大丈夫」「薬飲んどけば治るんでしょ」と、自分の治療のことなのに、自分の体のことなのに、医療に頼りっきりの方もいます。
病気を治したいのは誰ですか?
健康を維持したいのは誰ですか?
少し冷たいかもしれませんが、医療従事者がいくら病気を治したい、もっと健康でいて欲しいと思っていても、本人の気持ちがなければどうしようもありません。
患者さんが主役にならないと物語は始まらないのです。
➤医療チーム
医療はチームで動いています。
そのなかでも患者さんは主役で最も重要な医療チームの一員です。
いろんな職種の医療スタッフがいます。みんなが一丸となって医療を提供しますが、患者さんがチームメンバーとなって一緒に動いてくれてはじめて医療が成り立つのです。
➤一緒に決めていきましょう
どうなりたいか、最終的に決めるのは患者さん自身です。患者さんがどうなりたいかをもとに、私たちは検査や治療を提案します。
とはいっても、多くの選択肢や多くの不安があって決めれない簡単には決めれないです。
そんな時は相談しましょう。
どんなことがわからないか、どんなことが不安なのか。時には、生活やお金のことを含めて。
どんな些細なことでも、ちょっと気になることでもいいです。納得して決められるように一緒に考えましょう。
私は、患者さんと一緒に決められる薬剤師を目指しています。