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第3回 学習サービスを選択する前のチェック事項 ②

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こんにちは。私教育どっとこむ管理人です。
(U*'ω'*)ノ


前回、第2回では、以下のようなことをお伝えしました。
「宿題を行うメリット」


まだご覧になっていない方は、前回の記事をご覧ください。

⇒ 第2回 学習サービスを選択する前のチェック事項 ①

タイトルをタップしても移動できます


今回は第3回になります。
よろしくお願い致します。


第3回 学習サービスを選択する前のチェック事項 ②

前回から、私教育の学習サービスを選択する際のチェック事項として、以下の3点を挙げました。

今回は ② に関して解説します。


② その学習サービスで何を解決したいかが明確になっているか?

前回は学習サービスを選択する以前のお話しであったことに対して、今回はいよいよサービスを選ぶ段階でのお話です。


ここでいちばん大事になることは、その学習サービスで何を解決したいかが明確になっているか?です。

なので、ざっくりと「成績を上げたいなぁ」といった感じでサービスを選んでも、期待する結果にたどり着かないことが多いです。

例えるなら、レストランで、「おいしいものが食べたい」という注文をするようなものでしょうか。

問題は、具体的でないことです。


現在地もゴールも把握できていない状態

目的が明確に、具体的になっていないまま、学習サービスを開始してしまうと、結果が得られないまま、決して安くはないお金を、学習サービス側に支払うだけの日々が続きます。
なかなか求める結果に反映されないので、本人も保護者の方もイライラが溜まります。
親子間でケンカや言い争いが絶えず、学習意欲が減衰していく恐れもあります。
まったく良い流れになっていません。


もちろん、塾や家庭教師は学習相談や面談がありますので、そういった面談を何回か重ねることで、成績が上がらない原因を特定できるかもしれません。

ですが、時間は巻き戻せません。
できるなら、なるべく早めに明確にしておきたいですよね。


なので、サービスを開始する前に、どのような問題を解決したいかきちんと把握して、それをサービス提供側にきちんと申し出ると、より効果的と考えます。


例えば、

(# ゚Д゚)-3
「ウチの子、家で勉強全然やらなくて・・・」

という場合、まずは「勉強をする習慣をつける」ということが目的になります。

こういった場合、塾やくもん教室などのサービスが良い選択肢になります。

なぜなら、勉強をしに「行く」施設であり、また、自習室や自習時間などが確保されている場合が多いからです。

家庭教師サービスは、「家庭教師が来るときだけ」になってしまいますし、通信教育はそもそも「教材が届くだけ」になってしまいます。


実際に社会人の方も、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をすると、はかどる!なんてことがあります。


自宅以外で勉強をする習慣をつけるとなると、お月謝の中には、そういった「場所代」としての価値も出てくると思います。


あるいは、

(´・ω・`)
「学校の勉強についていけなくて・・・」
「他の子が居ると質問ができなくて・・・」

などの場合、補習型のサービスや1対1対応のサービスを提供してくれるような事業所を選ぶのが良いと思われます。


料金的には、集団指導や1対2、1対3の少人数指導に比べると、1対1の家庭教師型のサービスは料金が割高になります。
その代わり、生徒さんにしっかり向き合う環境があります。

授業進度についていけなかったり、集団(もしくは少人数指導)で質問がしづらい、など、生徒さんの状況・特性は様々です。

成果が出やすい環境を作るとすれば、その料金に見合ったサービスと言えると思います。


そして、

(`・ω・´)ノ✎
「いろいろな問題が解きたい!」

などの場合、もちろん塾や家庭教師でも対応はしてくれると思いますが、通信教育のサービスが意外と狙い目です。

ベネッセやZ会に代表される通信教育は、学校の進度に合わせたり、入試対策などの冊子もあり、実はかなりバラエティ豊富です。

最近流行ってきたオンライン授業を提供するスタサプなども、必ず演習問題が付いてきています。

また、通信教材は定期的に送られてきますので、本屋さんや Amazonで「どの教材がいいのかなぁ?」といちいち悩む必要が無くなります。

特定の生徒さんの中には、いわゆる「参考書・問題集マニア」になっている状態の方も一定数、いらっしゃいます。

参考書や問題集は、使い倒してなんぼの教材です。
教材選びにアレコレと悩んでいて進まないのであれば、いっそ「学校の教材と通信教材だけ!」で勝負するのもアリかもしれません。


……さて、ここまでに解説した内容は、あくまで一般論です。

塾や家庭教師、通信教育を選ぶ際の詳しい話は、またそれぞれの個別記事で解説致します。


いずれにせよ、「何を解決したいか」を明確にして、対象となる学習サービスに、きちんとその旨を申し出ることが必要です。

「成績を上げたい」というフワッとしたご依頼ですと、サービス提供側も、成績が上がらない原因を突き止めるのに、それなりの時間がかかります。


成績が上がっていくのは、いちばん最初、目の前の問題が解決できたら、になります。

はるか先を見ることも大事ですが、目の前の具体的な問題をどれだけ洗い出せるかがスムーズな導入には重要です。


そのための方法として、「自分の立ち位置を把握する」という作業が欠かせません。

自分の立ち位置を知る。かなり大事。

では、具体的に立ち位置を把握するためには、どのようなことをすれば良いのか?を解説して参ります。

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