【インド占星術】 転職人生 傷ついた月とドンピシャな土星の絡みに鳥肌
今回のnoteはインド占星術についてです。
最近自分の仕事について振り返っていて土星の動きが気になり、改めて調べてみたら鳥肌モノの驚きの結果になりました。
数年前とは捉え方が変わっている「仕事」
これまでインド占星術を学んできて、土星の動きはかなり重要だということは知っていたのですが、自分の人生にどれだけ影響しているのか、その辺りについてはあまり関心を持っていませんでした。
とりあえず、幸せに生きているからいいか、ぐらいに思っていたのです。
ただ、ここ最近、noteを書くようになってから自分の人生を振り返ることがよくあります。それも、特に仕事について。
ここ一年のテーマが「仕事」だということも以前noteに書いたとおりです。
これは自分で自分に催眠術をかけているみたいです。
「仕事」というワードが頭の中にいつもぼんやり浮いています。
ただ、数年前とは捉え方が違い、「仕事」というと「楽しい感じ」があります。
サディサティの期間を振り返る
数年前のわたしは、「仕事」というと「苦労」「疲れる」「社畜」などのネガティブワードのイメージがありました。
それが、今はもしかして「楽しい」?に変わっていることに気付きました。
実際、気持ちの変化があったことをこちらのnoteで紹介しています。
それで、あ、これは何か星々(←「宇宙の原理原則を司る偉大な存在」と私は呼んでいます)からも影響あったかな、と思い立ったのです。
そして、発見したのが、サディサティでした。
サディサティとは
その時の土星がネイタル(自分が生まれた時のチャート)の月の位置と、そこから+45度を通る(トランジットという)7年半の期間のことを言います。
7年半なので結構長いです。
そして、どんな意味があるのかというと、
試練です。
仕事で責任が重くなったり、事故や不運、病気になったり、気持ちが不安定になりやすいです。
ただ、そういう時こそ人は成長する。
なので、サディサティというのは、星々(←「宇宙の原理原則を司る偉大な存在」と私は呼んでいます 2回目)から与えられている精神的成長のチャンスでもあります。
2016年あたりからサディサティを迎えていました
私のチャートで確認してみます。
サディサティは、その時の土星(緑色の部分がその時の星の位置を表している)がネイタル(自分が生まれた時のチャート、真ん中の白い部分のチャート)の月の位置と、そこから前後+45度を通る(トランジットという)7年半の期間のことを言います。
私のチャートを見ると…
まずは、月です。
月はネイタル5室に在住しています。
ちなみに、ここは Ra-Ke軸であり、5−11軸でもあります。
月はKeとコンジャンクトしています。
反対から太陽と水星のアスペクト、乙女座からは火星のアスペクトを受けています。
そして、その時の星の位置を確認します。
だんだん、私の月に土星が近づいて来ていますねー
ということで、2016年あたりからサディサティの期間に入っていました。
そこから7年半!
ということは、2023年ごろまで。
え、つい最近じゃないですか!
ダシャーも確認しておく必要があります
ただ、このサディサティはダシャー(人生の流れを表す)が良いと恐るに足りないとテキストに書いてあります。
ダシャーの方が人生に与える影響は強いということですね。
私の2016年周辺のダシャーがこちら↓
ちょうど、火星期に入ってダシャーチットラ(新しいダシャーに入って落ち着くまでの期間)を過ぎた頃にあたります。
そして、私は獅子座ラグナなので、この火星はヨーガカラカと言って強い火星です。
ダシャーとしては恐れなくても良さそうだし、むしろとても良さそうですが…
実際の私のその頃を見ていきます。
人生の流れと照らし合わせる
月期の終わりから「仕事」を意識
火星期の一つ前は月期で、月期というのは基本的に内省したり、裏方にまわって人を支えたり、結婚、子供の世話などの特徴があります。
私はというと、月期に結婚、出産、子育てを経験、心理学を学んだりしていたので、まさに王道、納得の一言です。
それから、月期が終わる頃から心理学講座の講師、つまり仕事を少しずつするようになりました。
まるで、火星期を迎える準備をしていたかのようです。
火星期に入ると「仕事」のチャンス到来〜職を転々とする
そして、三男が幼稚園に通いだすと同時に火星期に入りました。
すると、学校教育相談員(心理学を活かすことができる仕事でした。不登校や教室に入れない児童生徒のお世話をしていました)として働かないかという話をいただきました。
それが、まさに2014年の1月頃。
そこから3年その仕事を続けました。
が、その後この火星期の間になんと7回も職を転々とすることになります。
どんな仕事をしていたかというと、
衣装貸しの仕事や不動産会社でのサポート、インフォメーションでの接客、それから児童相談員などなど。
一度、高額なコンサルも受けてしまったのはかなり痛かったです。(←書いてて思い出しました!悔しい!)
雇用形態も様々で、パートもあれば契約社員、正社員の場合もありました。
最初は「これも経験」と思いやっていたのですが、だんだん「これでいいのだろうか」という不安に駆られるようになりました。
旧友たちがしている仕事と自分の仕事を比べたり、この仕事をずっとやっていけるのだろうか、そんな意味のない悩みをいつも抱えていました。
そういった気持ちがまた、満足することを妨げ、何度も職を変えるということに拍車をかけていたようにも思います。
でも、これもサディサティの影響が大いにあったのかと今では思えます。しかも私の月は傷ついていてとても弱いです。(ここではあまり触れませんが、アシュタカヴァルガも21ポイントでいちばん低いです)
気持ち的に塞ぎ込んむのも無理はないか、という感じです。
ただ、受けようと決めて履歴書を書いて出すと、必ず採用されていました。そこはヨーガカラカの火星が味方してくれていたのかもしれません。
与えられているとしか思えない事実
7回目の転職でやっと落ち着いて、現在の美術館でのパート勤務に出会いました。それが2022年10月のこと。
なんと、2022年10月11日、ダシャーがRa-Ra-Veに変わるその日から美術館でのお仕事をスタートしています。またまた鳥肌です。(Veは金星で、芸術を表します。)
サディサティ期間ではありますが、ダシャーはRa(ラーフ)期に入りました。
そしてあることに気づきます。
あれ? 私の火星期、ほとんどサディサティと被ってない?
火星期は7年間。そしてサディサティは7年半。
なんというか、してやられましたねー
仕組まれてる感、半端ありません 笑
与えられた試練から私は何を学んだ?
サディサティは精神的成長のチャンスの時期という意味もありました。
で、私は何を学んだんだろう?
渦中にいる時はネガティブな気持ちに心も体も乗っ取られていたように感じます。だから、何を学ぶというよりも悶々とした気持ちの中に閉じこもり、ただただ日常をこなしていたように思います。
ひとつ変わったことといえば、冒頭にも書いたように、現在になって「仕事」というワードを思い浮かべると、以前とは全く違ったイメージが思い描かれます。
「楽しさ」「やりがい」「誇り」「自己表現」これらのポジティブワードが浮かびます。
すごくないですか?
「仕事」に対する捉え方がこんなに変わったことは、かなり大きなことです。
例えば、以前は「やりたくないこと」だったお弁当作り。(あの頃は全体的に茶色いお弁当でした)
これも主婦である私にとっては一つの「仕事」です。
今では、インスタで「#お弁当」と検索までして、買出しに行って、朝は早起きして作っています 笑 (←この変わり様に自分でも笑ってしまいます)
もちろん、美術館でのパート勤務にも満足しています。
試練はまだ続く…
とは言っても、2024年の現在、私はRa期がまだまだ始まったばかりで気を抜くことはできないという感じです。
それから、もう少しすると今度はカンタクシャニとアシュタミシャニという時期が巡ってきます。
カンタクシャニとは
ネイタルの月から4室目を土星がトランジットする2年半の時期です。
アシュタミシャニとは
そして、こちらはネイタルのラグナ(1室、私の場合は獅子座)から数えて8室目を土星がトランジットする2年半の時期です。
ダブルで土星の影響を受けるのでしょうかー涙
ということで、2025年3月31日に土星は魚座に移動します。
同時に、私のカンタクシャニとアシュタミシャニが始まります。
2年半なので、2027年の9月下旬まで。
あああああ〜。
嘆きたくなります。
というのもその意味がまた土星絡みなので察しは着くと思うのですが…
カンタクシャニは4室が表す母親や住居、幸福に悪影響。精神的ストレス、落ち込みや病気など。
アシュタミシャニは長患い、失業、転勤、富や身内を失う、子どもに災厄が及ぶ。
と、テキストに書いてあります。
カンタクシャニとアシュタミシャニが被るとどうなるのでしょうか?
ご存知の方、経験者の方がいたらぜひ教えていただきたい!
来年の3月なんてもうすぐじゃないですか!
心の準備をしておかないとです。
そして、トランジットの星々が魚座に多く集中していますね。
私個人だけでなく、多くの方や国や世界に何かが起こりそうな感じもあります。
ただ少し希望が持てるのは、先ほどから少し触れているアシュタカヴァルガの点数が(点数が大きい方が吉)31点と私の中では高い点数です。(←28点が平均値。40点とかある人もいます)
ちょっとは踏ん張れるかな!と思っております。
まとめ
今回は土星の動きと「仕事」について見てきました。
このnoteを書くことによって、火星期の自分は結構大変な時期だったにも関わらず頑張ってきたなと、自分の人生を捉え直すきっかけにもなったような気がします。(←黒歴史だと思っていました)
それから来年の3月以降の土星の動き。
怖いよ〜!と思いつつも、星々(←「宇宙の原理原則を司る存在」と私は呼んでいます 3回目)からのギフトだと思うと、しっかりと開けて確認しなければいけないとも思います。
それに全体的に見ると、その後やってくる木星期のためにRa期の過ごし方は結構重要です。
一人の無力な人間として、どう生きていくか。
と、壮大なテーマになってしまいますが、実際そこを試されているのではないかと思います。
今回もインド占星術というまだまだマニアックなテーマ、そして5,000文字近い長いnoteになってしまいました。
それなのにここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
またnote書きます!
壮大で難しいと言われるインド占星術を学び始めてまだまだ浅い私です。なので、検討の仕方もまだまだ浅いと思います。
自分の学びや訪問してくださる方が少しでも楽しんでくれたらと思い、noteを書いています。温かい目で読んでいただけるとありがたいです。
参考にしている教科書は私のインド占星術の師匠のテキストと、こちらの本です↓