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1年前は1ユーロ129円でしたよね・・・

娘が留学した1年前は、1ユーロ129円だった。時々130円超えたかなってくらい。
それが今は142円越えである。
月に500ユーロの生活費を用意するとしたら、1年前は64,500円でよかったものが今は71,000円。

さらに、光熱費の値上がり。
ご存知の通り、ドイツはロシアのガスに頼っていた為にすでに2回ほど値上げされている。娘がお世話になっているところも3月から 50ユーロ/月 値上げされてしまった。
いや、それでも良心的だと思っている。

娘はほぼ自炊をしているので、いつも買う食材がじわじわと上がっているのも感じているそうだ。
さらに帰国すれば飛行機代も、燃料費も値上げ。

ガス代が3倍に跳ね上がるとすると、さらに安くなった円でそれを支払わなければならない我が家の負担は3倍どころではない。
さらに日本でも値上げラッシュ、増税半端ないぜ!で、本当に働けど働けどである。
もしバレエで就職できなかったとしても、娘はそのまま外貨を稼げるようになった方がいいよと思っている。

ドイツは各部屋ごとではなく建物まるごとで暖房というパターンが多いらしい。ガス代が跳ね上がってさらに高くなる可能性があるとのことで、同じ建物に住むみんなでシャワーや洗濯の回数や時間を減らして協力し合っていこう!という連絡が夏休み中にあったようだった。

冬の暖房がなくなる可能性を考えて、ワークマンで寝袋を買って持たせてやろうと思ったら、娘は、寝袋を入れるくらいなら、日本の食べ物持って行く方を優先したいからと断られてしまった。

昨年初めてのドイツで9月は家の中は暑いくらいで、Tシャツで過ごしていたが、今年は家の中も寒くてパーカーの上にさらにストールを巻いて過ごしているという。

まだ秋だぜ?

冬は大丈夫だろうか。やっぱり寝袋も買ったほうがいいのでは?
そして冬の飛行機代はいくらになってるのだろうか…。
なかなかのスリル。
ちょっとしたホラーよりホラーな現実である。


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