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衣装にムシ?

娘がバレエを習うまで知らなかったこと、それは
「ムシ」をつけるという作業だ。

発表会などで各自に配られる衣装は そのまま着れるわけではなく「ムシ」というものを各自でつけなければならない。
「ムシ」とは、カギホックの「受け」の部分。ホックをひっかけて止める部分だ。
これを各自のサイズに合わせて きつめの位置につけるのだ。
1着につき、だいたい3〜5カ所くらいつけなければならない。
もちろん、子供が小さいうちは自分でつけられないので親の仕事となる。
本番までにも衣装を着て練習をするので、すぐに緩んだりほつれてしまったりしないように、しっかりとつけなければならない。ムシの付け方というものがあって、とにかくやりかたを覚えて慣れるまではなかなか難しい作業。
最初は時間がかかって大変だった。慣れてくると1カ所2〜3分もあればできるとは思うのだが。
これも習いたての頃は時間的に負担だった。
中学生くらいになると本人が自分でできるようになったが、やはりその頃にはレッスンも遅くまで、衣装の数も増え、学校の勉強との両立でなかなか時間がかけられず、半分手伝ったりしていた。

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青い矢印の部分が「ムシ」
衣装に合わせた色、太めの手縫い用の糸を2本取りにして作ります。
YouTubeで「バレエ衣装 ムシ」で検索すると付け方の動画がいろいろ見られます


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