1円玉を3円かけて作る世界
とあるテレビCMで
「1円玉を作るのに3円かかるんだって」
と雑学を披露していた。
きっとこの事実は昔からずっとなんだと思う。
この言葉に強烈な矛盾を感じてしまった私は変人なのだろうか。
この世界はそんな矛盾をはらんだまま、お金と言うモノに翻弄され続け、失ってはいけないものを失い続けてきているんだと思う。
愛はお金で買える
幸せになるにはお金が必要
お金で買えないモノはない
現代では、これらの言葉は正論であり、否定することは綺麗ごとであると言われている。少なくともネットビジネスの世界ではそうあるようだ。
あなたはどのようなお考えだろうか。
人間は生まれてから、誰かしらの「先生」に教わりながら生きていく。
そして、良くも悪くも「先生」は教えを説き、大人になると共に急に消えてしまう。
だが、「先生」は現代の世界に溢れかえるほど存在する。
現代の世界の先生たちは、様々な角度で定説を解き実績を基に正当化し、時には、地位と名誉のために翻弄しては欺いてくる。
そんな「先生」達の言葉に、噂に、肩書に、流行に、私達は群れをなし、心理巧みに論破され、踊らされて「信者」になっていく。
その結果、誰も悪くない世界に新たな価値が生まれていく。
本質を見ようとしないまま価値が生まれていく。
しかし、考えてみて欲しい。「本質」とは何なのだろうか。
生まれては消え、塗り替えられ剥がされ、忘れられていく世界の中に「本質」なんてあるのだろうか。
全てが多数決で決まっていく判断のどこに本質があるのだろうか。
そもそも、私達は何を正しいとし、何を悪いとしているのだろうか。
その基準は、どこで生まれ、どこで変わり、どこに辿りつくのだろうか。
「勝てば正義」ってのは「支配」だってこと、正しさとは違うことは分かってる。
・・・まるで
「根拠のない哲学を考える研究者」と「正義の旗を掲げる科学者」の喧嘩した成れの果てのようだ。
分からない。
でも、きっと最後は、ウソでもホントでも自分でいいんだと思う。
「1円玉を3円かけて作る世界なんだから」
[総括]
中二病。ちょっと言ってる意味が分からない。
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